戦わずして負けない/to dance2
目に映るもの全てが灰がかかったように、白くぼんやりと観える日もあれば、目に映るもの全てが少し水に濡れ、太陽の光を浴びた時のように光っているようにまで観える日もある。
今年もコロナ禍の中時間だけが進み、同じ地形の上にあるのに、海を隔てただけの言葉も文化も違う国では戦争が起こっている。
明日は我が身だと訴えるSNSも、評論家の御託を並べたようなテレビショーも、持てる知識を皆んなに共有し、今起きている事を真摯に受け止めるには十分すぎるほどの情報量だ。
なのに、全てどこか他人事の