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映画 ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち

なんとなく気になって観てきました。

まぁ制作されたのは45年前。
って、私が生まれるギリ前か。
そう考えるとそんなに前でもないな、。とかって、自分基準で思いながら。
忘れますよね、自分の年齢。
いや、うん。
なんだろう、もう、めっちゃハラハラしたし、飽きもさせないし、オチもシュールな部分もあるし、面白くって、いや、この技術で十分面白いな!?ってのが正直な感想です。
まぁ、今は、少人数でラクに作れるように、という面で、実際の制作は更に手をかけようと必死になってやってる部分があるのかなぁ、とも思うんですが、いや、これで十分楽しめるな!?ってのが、正直驚いたんですよね。
アナログ万歳!というか。
物足りなさとかあるかなぁ、と思ったのですが、なかった。
稚拙さとか感じるかなぁ、と思ったけれど、全部、それはそれで良い味が出ててよかった。
よかった。
人間社会とも重ねたりね。
けれど、この時のように、もう新しい土地、ってのは、この世界にはないよな、って思っちゃうのが悲しいところですかね。
安寧の土地、ってのは、もう、それこそ、先に書いたみんぱくの企画展で知ったような客家のようなこの限られた空間でどうバランスを保って全体を良くしつつ生きていくのか、って。
求め彷徨うのではなく、作り出していかなきゃならないんだろうな。
と思うのに、パレスチナでは虐殺が今日も行われている。
ちょっと、絵本「ちいさなおうち」を読んだ時の気持ちと重なる部分があります。
お家は引っ越しして安寧の地を得るわけだけれども、けれども、そこもまた、という考えが拭いきれない。
のは、私がマイナス思考だからかな。
先を憂いちゃうからなのかな。
とか。
思いつつ。
娘はこれを観たら怖がるやろなぁ、と思いつつ、けれどこの怖さも大事なんだよな、とも思いつつ。
お子さん連れて観に行くのもアリかもですね。

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