絵本　街どろぼう

この方の絵本は前から存じ上げていたものの、絵がうますぎるのでなんとなく読まずにいたのですが、今回たまたま手に取る機会があったので読んでみました。

街どろぼう (福音館の単行本)

癒される〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
好きなテイストです。
とてもほんわか。
周りに人がいても結局心を許せる相手がいないと、一人でいるよりも強い孤独を覚えるよなぁ、とか。
それに耐えきれず、その場を離れることにした巨人が一人の男の子と出会って、お互い残された者同士、それだけでどこかシンパシーを感じる。
なんとなく二人でいることにして、心地よい時間が流れる。
もうそれだけで、ほんわか、よかったなぁ、って思えてしまいます。
探している時ほど見つからずに、ふと肩の力を抜いてどこか開き直った時に出会うんだろうな、とか。
ね。
これもまた肩の力を抜いていこう、って思える一冊でした。
頑張りすぎている人へのプレゼントにもいいかと思います。
おすすめです◎