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ゆきのゆきちゃん

雪に触れる楽しさが目一杯描かれている絵本です。

『やまをとぶ』を読んでも感じましたが、何だろう、童心にかえりながら自然を目一杯享受する感じがこの絵本からも感じ取ることができます。
動物たちで描かれているけれど、それは友達同士でも同じ。
雪にまみれてぶるぶる震えて笑顔で帰路につく。
そんな記憶があれば尚のこと、この絵本が純粋に雪を楽しんでいた幼少の頃にあっという間に誘ってくれます。
大人になると、大雪なんか街で降ったもんなら、交通の乱れやらなんやらで大騒ぎですよね。
けれど、全てがストップした静かな街にシンシンと降る雪がもたらした静寂のプレゼントを今でも覚えています。
大人になっても、こういう日はあっていいな、と思ったりもするんですが、なかなかですね。
この絵本はそんな童心を思い出させて、心をほっこり温めてくれます。
プレゼントにもぜひおすすめです。

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