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公式図録 つながる私(アイ)

図録を買いに行ってきたと言ってもいいでしょう。
二度目の展覧会を見たのち、図録買いました。
重量感!買って損はなし!!というくらい、過去作品も載っているので、とても見応えがあります。

会場か、このサイトでしか購入できないようです。
黒い糸、赤い糸、白い糸、についてもインタビューの中で触れられていたり。
ここからは個人的な意見なんですが、
人って生まれた時はやっぱ黒だったのかな、って。
無垢な存在、内に何を秘めているのかわからない状態、って案外白じゃなくって黒なんじゃないか、って。
そうして、地球で生命を育む上で、赤に。
生命力の象徴だとも感じます、赤。
そうして、白へ。
何もなくなるのではないけれど、どんどん余分なものは削ぎ落とされていく。
ある意味、理想なのかもしれませんね、白くなっていく。
生命の終わりの瞬間の光。はある意味、白に包まれる時なのかな、とか。
そこから一転黒へ。もしくは徐々にまた黒へ。もしくはずっと白の世界で。
輪廻、カルマ、魂、外的宇宙と内的宇宙、様々なことに思いを馳せながら、こういう時間があるのん面白いなぁ、って。
視覚にこだわっている、というのにも納得。
前の展覧会のレビューで追記したのですが、ヨコトリでの作品が1枚、載っていました。

本当に大きくて、ずどーーーーーーんんって重い作品だったなぁと記憶してるんですよね。
それが、今回の展示ではドレスは軽やかにクルクル舞っている。
この20年余りでの彼女の変化、そうして、自分自身の変化とも重ね合わせるように。
彼女の作品を機会があれば見てきてよかったな、とも。
そうしてどこへ向かっていくんだろうな、とも思いつつ。
すごい個人的な感想になってしまったけれど、初見の方も、この作品のヴィジュアルで、「映え」を狙って行ってる方も多いと思うんですが、なんだろうなこの感じ、と思ったり引っ掛かりを感じたら、ぜひ、図録を手に取ってみてほしいですね。
背表紙も糸綴じで、とても開きやすくて見やすいです。
ちなみに、2回目も結構な観客の多さでした。
まぁ人気だし、と思いつつ、視覚的にとても楽しめるので、また娘を連れて行ってみたいな、とも思ってます。
(てか、重さ1350g!!!)

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