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絵本 こんとん
阪神の古本市で見つけた絵本です。
そうかぁ、。
そのままで幸せなのに、ないと不便だろう、と善意だったであろう行為が結果滅ぼしてしまう。
今の世界もこうやって自分たちの首を絞めていってるのかな、って。
「足るを知る」
とても大切なことだと思います。
そうして、勝手な憶測で相手を不幸だとか決めつけることなかれ。
今のSNSとかってそうじゃないですか、こんなことがあったあんなことがあった、ひどい!あいつは消えろ!!と、行き過ぎる感じ。
エネルギーの使い方がとても下手というか。
距離感。
確かにこんとんに対しての物珍しさが人の興味を惹きつけたんだろうとは思うけれど、距離感を間違ってはいけないな、と。
こんとん。
この絵本にあるような存在で時代に例えるなら、どうとでもなれる時代。
今はすごい圧縮されていく時代だと感じている身としては、とても、あの、ビッグバンが起こってからののび〜としていくあらゆる可能性があるのかないのかわからない、そんな時代がこんとんと捉えられるのかな、って。
今はとても危険な時代ですね。あらゆる意味で。
なんでこうなっちゃったのかな。
なんか色々考えさせられます。
そうして、こんとんを死?(元々生命体だったのか謎があるから『?』をつけてます)に追いやった人も、ただその死を傍観して、結局忘れちゃうんですよね。きっと。
あの笑顔が好きだったな、とか。
なんだかふわふわした中に残酷さがあるなぁ、とか。
今、少し敏感なのかな。
色々考えちゃいました。
そっか、これ、まんまとこの絵本にハマってしまってるのかな。
なんてことも思いつつ。
ちょっと複雑な気持ちにさせてくれる絵本です。