3.BROOCH
3冊目は、
絵本『BROOCH」。
記念すべき、chako330books最初に販売する本です。
良い意味で絵本という幅を広げてくれた本でした。私にとって。
一番最初にこの本に出会ったのが、ジュンク堂書店の大阪本店。社会人なりたての頃か。
アート本のコーナーにあったのかな。だから、私の認識としては、アート作品のような本でもある。
何となく手にとって何となくめくって、、、めっちゃ繊細やな、っていうのが最初の感想だったかな。
そして、最後の言葉に惹かれて、買おう、と決意。その時買ったものは今でもお家にあります。
絵本ってものは、こう、勝手に子供向けのものだって思い込みがあったけれど、この時に、あぁこんな表現もできるのか、絵本って。
って、感動したような、してないような。
けれど、その数年後に、一年ほど通った映像スクールのち、甥っ子誕生のきっかけもあり、絵本を作ってみよう、と、最初の絵本を作って。
まぁ、かなり実験的なものだったので、当時あったアートマーケットのようなイベントに出したっきり、日の目を見てないんだけれど。
振り返れば、まぁそんな自由に作れたのは、この絵本があったからかもな、って思ったりもしてます。
今は、たくさんの色んな絵本があるけれど、間違いなく、私の中で、絵本という可能性を大きく広げてくれた本、というより、作品かな。
まぁこの後、本格的に絵本をやるぞ!となり、教室へ通い出してから、まぁ撃沈の日々を送り今に至るわけですが。。。子供縛りや子供受けを考え過ぎてしまい、今はストップしてしまってます、。
そんな時に、本屋さんをやろう、って決めて、ほなどんな本を売りに出そうか、と街を彷徨った時に、再び出会って、あぁこれ私の初心かも、と思ったので。
最初はこれで!
たまたまだけれど、作業しながら、母の月命日ということにも気付きつつ。
ゆるりとオープン。なのか?