「ヤジ正当化」で民主主義の根幹を破壊 朝日など一部メディアは過去を総括せよ 藤原かずえ新聞に喝! ブロガー・藤原かずえ.<主張>「選挙の自由」妨害 悪質行為の摘発は当然だ.札幌やじ訴訟の原告男性 「拡声器で妨害とは別」「つばさの党での引き合いは迷惑」2024/5/21 13:36.「安倍氏に危害の恐れ」 やじ男性排除は適法 札幌高裁2023/6/22 16:27東京15区補選注目の「選挙妨害」に苦しんだ安倍氏 ヤジ排除は「表現の自由侵害」判決も等PDF魚拓


2019年の参院選で街頭演説中の安倍晋三首相(当時)にやじを飛ばし、北海道警に排除された女性(29)が道に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は道側の上告を受理しない決定をした。道警の対応を憲法で保障された表現の自由の侵害と認め、道に55万円の賠償を命じた2審札幌高裁判決が確定した。19日付。

同じく排除された男性(36)も道を訴えていたが、第1小法廷は19日付で男性側の上告を退ける決定をし、男性の敗訴とした2審の判断が確定した。裁判官5人全員一致の結論で、詳しい決定理由は示さなかった。

2審判決によると、2人は19年7月15日、JR札幌駅前などで演説していた安倍氏に対し「安倍やめろ」「増税反対」などとやじを飛ばし、警察官らに肩や腕などをつかまれて移動させられた。女性はその後、約1時間にわたってつきまとわれるなどした。

原告2人判断分かれる 安倍首相やじ排除訴訟

「ヤジ正当化」朝日など一部メディアは過去を総括せよ

「選挙の自由」妨害 悪質行為の摘発は当然

北海道警の「やじ」排除、賠償確定 参院選街頭演説中 表現の自由侵害認める 最高裁

2024/8/20 13:08


衆院東京15区補欠選挙で政治団体「つばさの党」の候補者と党員が他の候補者の遊説場所に乗り込み、大音量で質問を行うことで、演説の聞き取りを困難にしました。これは民主主義の根幹である選挙を妨害する行為(昭和23年最高裁判断)ですが、近年、一部のマスメディアは政権与党に対する同様の行為を強い論調で正当化してきました。

平成29年に東京・秋葉原で行われた安倍晋三首相(当時)の都議選応援演説では、組織的な呼びかけに集まった一部聴衆が「安倍やめろ」「帰れ」と大合唱し、執拗(しつよう)に演説をかき消しました。安倍氏はこの妨害者に対し「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と抗議しましたが、一部新聞は「批判を連呼しても主権者じゃないか。このむき出しの敵意、なんなのか」(朝日)、「首相、聴衆にまで激高」(毎日)、「敵と味方に分断」(東京)などと安倍氏を徹底的に非難し、ヤジを正当化しました。

また、令和元年の参院選での安倍氏の札幌演説で「安倍やめろ」「帰れ」という大声を演説にかぶせた人物を北海道警が移動させた事案に対しては「市民を排除。ヤジも意思表示のひとつの方法」(朝日)、「警察の政治的中立性に疑問符」(毎日)、「市民から言論を奪うな」(東京)などと非難しました。

これらの論調に多くのテレビメディアも同調した結果、安倍氏は選挙妨害者との接触を避けることを強いられ、遊説場所を告知しない「ステルス遊説」と揶揄(やゆ)された選挙運動を展開するに至りました。また、警察の萎縮もうかがえます。例えば安倍氏暗殺事件では、テロリストが安倍氏に近寄って2発を発砲するまで取り押さえることもできませんでした。

そもそも「安倍やめろ」「帰れ」というヤジは意見表明でなく、演説者に対する恫喝(どうかつ)的な命令であり、非言論で言論をかき消す「言論の自由」への挑戦行為です。1人のヤジを認めれば、他のすべての人のヤジも認めなければなりません。秋葉原の事例と比較してはなはだ小規模で、候補者が他の候補者に質問する体裁を取る「つばさの党」の妨害者を警察が警職法で排除することは、法の下の平等の原則から不可能です。

何よりも、このような時・場所・方法を選ばない身勝手な「表現の自由」による最大の被害者は、候補者の政治的主張についての「知る権利」を侵害された一般聴衆です。

今回の事案で多くの国民がヤジ正当化の欺瞞(ぎまん)を強く認識するに至ったと推察します。「言論の自由」を守る使命を持つ言論機関の一部が非言論による選挙妨害を堂々と正当化してきたことは、民主主義の破壊行為に他なりません。



藤原かずえ

ふじわら・かずえ ブロガー。マスメディアの報道や政治家の議論の問題点に関する論考を月刊誌やオピニオンサイトに寄稿している。

「ヤジ正当化」で民主主義の根幹を破壊 朝日など一部メディアは過去を総括せよ 藤原かずえ

新聞に喝! ブロガー・藤原かずえ

2024/5/12 10:00


憲法21条は言論や表現の自由を保障している。この前段となる12条では憲法が保障する「自由及び権利」は、「国民は、これを濫用(らんよう)してはならないのであって、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ」と規定している。

憲法は「自由」を無制限に保障しているのではなく、その濫用を明確に戒めている。

4月の衆院東京15区補欠選挙で対立陣営の街頭演説を妨害したなどとして、警視庁は公選法違反(選挙の自由妨害)容疑で政治団体「つばさの党」の関係先を家宅捜索した。

同党は警視庁の強制捜査に対して「表現の自由の中で適法にやっている」「心外だ」などと主張し、今後も同様の政治活動を続けると述べている。これこそ「公共の福祉」とは相いれない「自由の濫用」であろう。

同党は他候補の演説中に大音量で罵声を浴びせ、クラクションを鳴らすなどの妨害を繰り返し、選挙カーを執拗(しつよう)に追い回すなどの危険行為もあった。極めて悪質である。

「選挙の自由」は対立陣営にもあり、これは明らかに侵害された。異常な環境下で候補者の演説を聞くことができなかった有権者もまた、直接の被害者である。国民の常識や良識に照らして悪質な行為が、合憲や適法であるはずがない。警視庁の捜査は妥当である。

類似した事案に、令和元年の参院選で安倍晋三首相(当時)の街頭演説中にやじを飛ばした男女を北海道警が排除し、2人が道に損害賠償を求めた訴訟で札幌地裁が排除の違法性を認めた判決がある。

多くのメディアが北海道警を非難したが、札幌高裁は男性について、警告を無視して大声での連呼をやめず、演説車両に向かって突然走り出すなどの行為があり警察官の判断は「客観的合理性を有する」と認定し、賠償命令を取り消した。

「つばさの党」への強制捜査には「言論の萎縮を招く」といった懸念の声もある。だが、選挙妨害の数々が、守るべき言論や選挙の自由の名に値するか。しないだろう。

憲法12条はまた、「国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」ともうたっている。「自由」のはき違えを許してはならない。

<主張>「選挙の自由」妨害 悪質行為の摘発は当然だ

社説

2024/5/16 05:00


令和元年、札幌市で演説中の安倍晋三首相(当時)に「辞めろ」「帰れ」などやじを飛ばした男女が北海道警の警察官に排除された問題を巡り、札幌地裁は「表現の自由などが違法に侵害された」として、道に賠償支払いを命じた。2審の札幌高裁は1審判決の一部を取り消したが、1審の司法判断が演説妨害の正当化に利用されたとの指摘がある。原告男性の大杉雅栄氏(36)が産経新聞の取材に応じ、「肉声でやじを飛ばしただけで演説が不成立になったわけではない。拡声器などを用いた選挙妨害と一緒にしてほしくない」と述べた。

「札幌はあくまで肉声」

──4月28日投開票の衆院東京15区補欠選挙で、政治団体「つばさの党」陣営による他の候補への妨害行為をどうみている

「人の演説会場で拡声器を使って罵詈(ばり)雑言を浴びせるなどして、演説を成り立たせなくしている。演説妨害で立件されても仕方ないレベルだろう。(つばさの党陣営が主張している)相手の候補者の考えを知りたいなら公開質問状でも公開討論でも方法があるはずだ」

──つばさの党幹部はX(旧ツイッター)に「候補者以外の安倍へのヤジが合法な時点で、候補者である俺らが違法なわけがない。北海道のヤジも、俺らがやったヤジも全く同じ」と投稿し、大杉氏らのやじを念頭に行為を正当化している

「札幌での事案はあくまで肉声のやじで、表現の自由の範囲内と裁判所も判断している。実際、被告である北海道警でさえ、やじは演説妨害との主張をしていない。つばさの党の事案とは大きく異なり、引き合いに出されるのは迷惑だ」

──肉声でもやじを飛ばせば、平穏に演説を聞きたい人の権利を邪魔しているのでは

「静かに演説を聞く権利というものはあるのだろうか。閉ざされたプライベート空間ならともかく(当時やじを飛ばした)札幌駅前は公共空間だ。そこには安倍氏の主張に対し、賛成の人も反対の人もいる。多少のノイズはありうるし、異論を口に出せるのが民主主義社会というものだ」

「従前通り選挙違反取り締まりを」

──平成29年5月に東京・秋葉原で応援演説した安倍氏に対する「帰れ」の大合唱はどう思うか

「うるさいのはそうだろう。ただ、上品かどうかは別にしても、そうしたやじは許容されてきた面がある。民主党政権の野田佳彦首相(当時)が演説する際に『売国奴』とコールが上がっている場面を動画で確認したことがあるが、かといって警察が介入するものでもない」

「安倍氏は国会論議を軽視し、疑惑の追及にも詭弁(きべん)やごまかしに終始してきた。主権者を代弁する国会議員の言葉さえ受け止めない人間に市民が直接声を届けるには、やじのような粗野なスタイルにならざるを得ない面がある」

──札幌地裁の判決がその後、警備の萎縮を招いたとの見方がある

「道警は警護警備を厳格に行ったことで一線を越えたわけではなく、警護警備に名を借りて不当な言論弾圧をしていた。それが違法と認定されるのは法治国家として当然だ。やじ裁判で全く新しい判例が確立した事実はないので、警察の適法な活動が制約される理由はない。選挙違反の取り締まりも、判例などを参考に従前通りやれば良いのではないか」(聞き手 奥原慎平)

やじ男性排除は適法 札幌高裁

「安倍氏へのヤジが合法で俺らが違法なわけがない」

「選挙妨害」に苦しんだ安倍氏

札幌やじ訴訟の原告男性 「拡声器で妨害とは別」「つばさの党での引き合いは迷惑」

2024/5/21 13:36


令和元年の参院選で札幌市で演説中の安倍晋三首相(当時)にやじをとばし、北海道警に排除された男女2人が道に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で札幌高裁は22日、男性に対する道警の排除行為について、男性が周囲から暴行を受けたり、男性が安倍氏らに危害を加えたりする恐れが迫っており、適法だったと判断した。

一方、女性に対する排除行為については1審判決と同様、表現の自由の侵害に当たると判断。女性への賠償命令に対する道警側の控訴を棄却した。

高裁は2人への賠償を命じた1審判決のうち、男性への支払いを命じた部分を取り消した。

男性への賠償命令取り消し

警官不起訴で検審申し立て

北海道警、聴衆を排除 

「安倍氏に危害の恐れ」 やじ男性排除は適法 札幌高裁

2023/6/22 16:27


衆院東京15区補欠選挙(28日投開票)で、他の候補者が演説する会場などに諸派新人の根本良輔氏(29)が押し掛けて大声を挙げるといった行為を巡り、「選挙が成り立たない」(日本維新の会陣営)と与野党が問題視する事態になっている。近年の選挙を振り返ると執拗(しつよう)なヤジや罵声など妨害行為に悩まされ続けたのが安倍晋三元首相だった。

岸田首相も問題視

「政策を訴えるのではなく、とにかく候補者の演説を大音量で妨害、威嚇、恫喝(どうかつ)する行為が続いている。演説を聞く有権者の権利を奪うことになる。首相の演説でもこんなことがあってはならない」



衆院予算委員会で答弁に臨む岸田文雄首相=22日午後、国会(春名中撮影)

国民民主党の田中健衆院議員は22日の衆院予算委員会で、衆院東京15区で妨害行為が問題となっているとして、こう訴えた。田中氏は「妨害行為をユーチューブやSNSで拡散して炎上させて、大きな利益としている」とも指摘した。

岸田文雄首相も「問題意識を共有する」と述べ、対策を立てる必要性に言及した。

近年選挙活動に対する妨害活動は過激化する傾向にある。

「こんな人たち」に負けない

平成29年7月1日、東京都議選を巡りJR秋葉原駅前で行われた自民党の最終演説会場には、安倍政権に批判的なプラカードなどを掲げた人々も集まって巨大な横断幕を掲げた。安倍氏が登壇すると「帰れ」コールが始まり、演説の声をかき消すようにトーンをあげていく。

「安倍ヤメロ」「安倍ヤメロ」「安倍ヤメロ」「安倍ヤメロ」

安倍氏は「あのように主張を訴える場所に来て、演説の邪魔をするような行為を私たち自民党は絶対にしない」と演説し、「相手を誹謗(ひぼう)中傷しても何も生まれない。こんな人たちに私たちは負けるわけにはいかない。都政を任せるわけにはいかない」と声を張った。

当時自民党は選挙妨害を警戒し、都議選に関して計4回行った安倍氏の演説で、3回は会場の統制が比較的効きやすい小学校体育館を選んだ。街頭の会場は秋葉原の1回だった。

この安倍氏の演説は「異論に不寛容で批判を敵視する姿勢」(朝日新聞)などと報じられた。

警察官の行為は「妥当」認定

令和元年7月の参院選。自民党は演説を妨害する人々への対策で、安倍氏の遊説日程の公表を控える傾向にあった。それでも最終日の秋葉原での演説会場には「安倍ヤメロ」と大書された横断幕を掲げて騒ぐ集団がまたしても現れた。「安倍ヤメロ」と騒ぎ出し、警察官が止めに入ると「暴力反対」コールが起きた。「表現の自由を守れ」といった叫び声もあった。

また、札幌市で行った街頭演説では「安倍ヤメロ」とヤジを飛ばした聴衆が北海道警の警察官によって現場から引き離された。当時、警察の行為は問題視された。旧国民民主党の玉木雄一郎代表は「文句を言う人を権力を使って排除することが当たり前になれば怖くて声を上げられなくなる」と批判した。



北海道警やじ排除訴訟の控訴審判決で札幌高裁判決を批判する原告ら(坂本隆浩撮影)

警察官らに後方に移動させられた男女2人は、その後、道に慰謝料など損害賠償を求め、訴訟を起こした。

札幌地裁は令和4年3月、判決で排除行為は憲法で保障される表現の自由を侵害したと指摘し、排除の違法性を認め、道に賠償を命じた。

札幌高裁は男性が周囲から暴行を受ける危険や、安倍氏に危害を加える恐れがあったとして、警察官の行為は妥当と認定。1審札幌地裁の賠償命令を取り消した。原告の男性は判決を不服として上告している。

2度の襲撃事件が発生

令和4年7月8日、安倍氏は奈良市で参院選の応援演説中、山上徹也被告=殺人罪などで起訴=に銃撃され、死去した。一方、山上被告は公職選挙法違反罪での起訴が見送られた。選挙妨害の意図の立証が困難と判断されたとみられる。

5年4月、岸田首相も和歌山市で衆院補選の応援に駆け付けた際、木村隆二被告=殺人未遂罪などで起訴=に襲撃された。木村被告は不特定多数への被害が想定されるパイプ爆弾を使ったことから選挙妨害の意図が推認できると判断され、公選法違反罪でも起訴されている。



安倍晋三元首相の銃撃現場に花束を手向け、手を合わせる女性=奈良市(彦野公太朗撮影)

平成29年10月の衆院選を巡って、安倍氏が立候補した山口4区では一部候補がツイッター(当時)にこう投稿し、波紋を広げた。

「一人でも多く山口4区に来て、安倍あきえを取り囲みましょう! 盛り上がれば本当に安倍のクビが取れます!」

自民党総裁として全国を駆け回る安倍氏に代わって、地元・山口で安倍氏への投票を呼びかけるのが妻、昭恵氏。安倍氏の陣営は昭恵氏に危険が及びかねないとして警察に警備を相談する事態となった。

このツイッターを投稿した政治団体代表、黒川敦彦氏は加計学園の獣医学部開設を問題視し、山口4区に出馬した。安倍氏との合同演説会の開催も要請した。黒川氏は今回、衆院東京15区補選に出馬した根本氏の陣営に加わっている。

衆院東京15区補選は他に諸派新人の福永活也氏(43)▽無所属新人の乙武洋匡氏(48)=国民民主推薦=▽参政党新人の吉川里奈氏(36)▽無所属元職の秋元司氏(52)▽日本維新の会新人の金沢結衣氏(33)=教育推薦=▽立憲民主党新人の酒井菜摘氏(37)▽諸派新人の飯山陽氏(48)▽無所属新人の須藤元気氏(46)─が出馬している。(奥原慎平)

東京15区補選、各陣営が苦肉の「ゲリラ街宣」

東京15区補選、「妨害と威嚇にひるまず」 国民・玉木氏

東京15区補選、暴行容疑で男逮捕

東京15区補選注目の「選挙妨害」に苦しんだ安倍氏 ヤジ排除は「表現の自由侵害」判決も

2024/4/23 16:42



衆院東京15区補欠選挙に立候補している無所属新人の乙武洋匡氏(48)=国民民主推薦=の街頭演説会で陣営関係者とみられる男性を突き飛ばしたとして、警視庁城東署が暴行容疑で男を現行犯逮捕した事件について、国民民主党の玉木雄一郎代表は22日、X(旧ツイッター)で、「正直、身の危険を感じる瞬間でしたが、その後、マイクを握った乙武候補が発した最初の言葉は、恐怖を感じたであろう聴衆を気遣う言葉でした」と書き込んだ。

逮捕容疑は、21日午後7時過ぎ、東京都江東区のJR亀戸駅前の演説会場で、男性に暴行を加えたとしている。

玉木氏も街頭演説会に参加し、暴行事件は玉木氏が演説している際に発生したという。玉木氏は演説を続けた乙武氏を「度重なる妨害と威嚇にひるまず、思いを訴え続ける」とした。

東京15区補選を巡っては乙武氏らへの選挙妨害行為が相次いでいる。玉木氏は19日にもXで「われわれは時に命をかけてマイクを握っている。私自身も身の危険を感じた。四肢のない障害を持つ乙武候補の恐怖はいかばかりだったか。卑劣な妨害には絶対に負けない」と投稿した。乙武氏は生まれつき両腕と両足がない障害を抱え、車いすで活動している。

衆院東京15区補選は他に諸派新人の福永活也氏(43)▽参政党新人の吉川里奈氏(36)▽無所属元職の秋元司氏(52)▽日本維新の会新人の金沢結衣氏(33)=教育推薦=▽諸派新人の根本良輔氏(29)▽立憲民主党新人の酒井菜摘氏 (37)▽諸派新人の飯山陽氏(48)▽無所属新人の須藤元気氏(46)─が出馬している。

暴行容疑で男逮捕 東京15区補選

「妨害と威嚇にひるまず」 東京15区補選、乙武陣営の暴行被害に居合わせた国民・玉木氏

2024/4/22 12:15