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2025年もそろそろ1ヶ月が経過。
立春を機にリスタートする人も多いかもしれませんね。
いくら目標を立てても、忘れてしまったり変わってしまったり、想像を上回る出来事があったりして、きっと年末には「こんなこと書いてたな」と懐かしく振り返ることになるだろうと踏んで、今年も書きます。


2024年をどう生きたか

2024年に掲げていたテーマは「旅」「旅するように働く」。
ビジョンボードに描いた「ハワイ」と「糸島」は実現しました\(^o^)/
心が動く場所、会いたい人に会いに行くこともできました。

そんな旅するように働く私は何をしている人かというと。
個人向けのコーチングや、企業向けの研修、人材育成コンサルティング、採用支援などを仕事にしています。
最近では、キャリアコンサルタント資格を持つ人が、法人(経営者)の課題解決提案に挑戦できるような力を磨く「ゼロイチコンサルデビュー講座」を立ち上げ、6名の受講生とご一緒しています。

働き方としては今のところリアルとオンラインでは、割合は3:7くらい。 
ちなみに1年前はリアルが6、オンラインが4だったので比率は逆転し、着々と「旅するように働く」「どこにいても仕事ができる」環境になりつつあります。

そんな2024年を1行で振り返る記事はこちら。


2025年のテーマ発表!

おかげさまで好きな仕事をたくさんさせていただき、私を選んでくださる方に感謝の1年でした。
2025年は2024年までに私が培った経験やリソースをじゃんじゃん還元して、”毎日ごきげんに働く人を増やす”をテーマに取り組みたいと考えています。このテーマの意味については後ほど。

2025年をどう生きるか?をテーマにビジョンボードをつくりました。

スパーク!!!


ビジョンボードは、あくまでもイメージ。
KPTという振り返りの手法に添いながら、2024年から2025年へのしなやかなステップを整理してみました。


KPTとは


Keep(成果が出ていて続けること)
Problem(題点や課題となること)
Try(解決のために挑戦すること)

ビジネスで使われる振り返りの手法です。1人で整理するのも良いですし、チームで振り返りをする場合にも使えます。

課題を深掘りするのもいいのですが、うまくいっていることはそのままに、うまくいかなかったことは改善のためにチャレンジしよう、という前向きな振り返りが性に合っていると思います。

なぜ”毎日ごきげんに働く人を増やす”なのか


なぜ”毎日ごきげんに働く人を増やす”なのか?について。

よくご存知かもしれないこのフレーズ。

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

出典:『自分の感受性くらい』茨木のり子

感受性=きげん、と置き換えて理解しました。

2012年、人生最大の挫折を味わった頃、この詩の冒頭に語られているような状態(ぱさぱさに乾いてゆく心)でした。
人間関係でのつまづき。良かれと思ってやることなすことうまくいかず、悔しくて悲しくて。
ここが原点となり、私は自分ととことん向き合って、ありたい自分でいられるためのトレーニングを積みました。

人は、どんな人と一緒にいたいか。どんな人の話なら聞きたいと思うか。

そりゃあ不機嫌な人よりごきげんな人がいいし、自分の主張ばかりする人より、ちゃんと話を聞いてくれる人の方が良い。

一人ひとりが自分がごきげんでいられると(感受性を守れると)、個人の人生も、家族関係も、組織の人間関係も、経営も、きっとうまくいくと思うんですよね。


”毎日ごきげんに働く人を増やす”を実現するためのKPT


Keep(成果が出ていて続けること)

①健康でいるための睡眠と食事

ごきげんに働く人を増やす、と言っている人がごきげんでなければ嘘です。
まずは私自身が心身の健康を保ち、元気に活動できることが大前提なので、睡眠と食事は大切にしています。
22時までに寝て6時半ごろ起きる。起きてからすぐ活動するのではなく、ベッドの上でストレッチをして身体をほぐしてから動き出します。
8時には机に向かって活動スタート。朝日の入る部屋にスタンディングデスクを設置したのも良い効果になっています。

食事は栄養や調理法にこだわったものではないですが、自分がつくっていて楽しい美味しいと思えるもの、新しいレシピにも挑戦したり、パンも焼いたりしながら、心身のリフレッシュを心がけています。

②オンとオフの切り替え

在宅ワーカーの悩みの1つが、オンとオフの切り替えだと思います。
みんなどうやって気分転換しているのかわかりませんが、私は、カフェに行く、コワーキングスペースに行く、図書館に行く、などして場所を変えて集中力を高めることや、豆を挽いて淹れたカフェオレを飲むことが切り替えになったりしています。

家事もリフレッシュできるので、ある意味ではオフタイム。そう思えることが幸せだし、パートナーに感謝ですね。
小説を読むのもリフレッシュになります。泣いたり笑ったり、推理をしてみたり。普段は思考が忙しいのですが、小説を読んでいる間はその世界に没入できるんですよね。

③私自身が”毎日ごきげん”でいる

自分をごきげんでいさせるためにはどうすれば良いのか?
私の場合は、大きく分けて2つあります。

1つは、好きなものを食べる、会いたい人に会いに行く、観たいものがある場所へ行く、など「やりたいことをやる」です。
やりたいことをやるって簡単に言うけれど意外と難しくて、自分のことは後回しになったり、甘えやわがままではないかと思ったりして、できないんものですよね。
①でも書いた通り、自分が満たされていないと発揮できないし、ごきげんではいられませんので、できるだけ我慢しないで心身を健やかに保つ生活を心がけています。愛のままにわがままに。

2つめは、今ある仕事に精一杯取り組むことです。
イヤイヤやっていることって、自分はもちろんですが周りから見ても「しんどそう」と思われている気がします。無理がある感じってなんとなく伝わりませんか?
どんな仕事でも、ご縁があって自分のところに来ていることの意味や価値を考えることができれば、取り組み方は変わるはず。
フリーランスという働き方は一期一会。仕事の保証はありません。1つ1つの仕事が次の仕事につながるためにも、今ある仕事に感謝して取り組んでいます。

Problem(問題点や課題となること)


①出逢う、見つけてもらうための行動

最近では「YouTube観てます!」と言っていただける機会が増えて、私の知らないところで存在を知ってもらえていることがありがたいです。
他にもFacebookやX、noteなどでも発信をしていますが、まだまだ想いを伝えられていないな、と反省、、、。

「こんなことを言ったらどう思われるかな」という不安はあまり大きくありませんが、自分が発する言葉が相手や周囲にどのような影響を与えるのか、には敏感でいたいです。(それが発信のブレーキになっているのかも?)

2025年はストレートに言いたいことを言う練習をしていきます。
手始めに、期間限定コミュニティをつくってみます。詳しくは次のTryで。
何が起こるかは…やってみてのお楽しみ。

②同じ価値観や志を持つ人とのパートナーシップ

理事を務める、(一社)リベラルコンサルティング協議会のメンバーとは、リアルで会う機会も増えて距離を縮めることができてきました。
安心安全な場で実感を持ちながらつながっていきたい、という慎重さが邪魔をして、いろんな場に出かけていく機会が減ってしまった2024年でした。

”毎日ごきげんに働く人を増やす”ためにも、自分一人ではできないことに取り組んでいくことになるので、パートナーシップを構築していきたいです。
ただ、私が力を持たない状態でコラボレーションをしてもあまり意味がないので、相乗効果が得られるような関係性を築くためにも、もう一踏ん張り必要なのかもしれません。


Try(解決のために挑戦すること)


①想いを伝えるための発信と行動をする
2024年末から考えていたことを、このタイミングで行動に移すことにしました。
期間限定コミュニティ「ケイティランド」をはじめます。
オーナーである私が楽しい!と思うことをメンバーさんと一緒にやっていくオンラインコミュニティです。
仕事柄、仕事とプライベートとを区別しづらく、例えば、遊びで訪れた場所で、こんなことできそう!とかアイデアが生まれたり、ただお話を聞くだけでもコーチングやコンサルティングになってしまったりします。

発信についても、本当はこれを言いたいけど、誰がみているか分からないから言いづらいなとか、書くべきか書かざるべきか、みたいな思案をする場面も多く、葛藤しています。

そんな垣根を越えて、「想いを伝える発信と行動」ができる場として、実験的に期間限定コミュニティをやってみることにしました。
経緯や詳細はこちらのnoteにまとめています。

楽しいことをやる、やりたいことをやるのに、理由なんていらないんですけどね。


②”毎日ごきげんに働く人を増やす”ためのチームづくり

①はどちらかというとプライベートの軸、マインドの軸が大きいのですが、こちらは仕事の軸です。

今はコーチという関わりで個人の方を直接的に支援させていただくケースが多く、日々、変化成長されるクライアントさんを目の当たりにしています。今後は、キャリアコンサルタントの経験や技術を活かして組織開発にも本腰を入れていければと考える2025年です。

ここ数年は企業様のご相談をお受けしてきて、得意不得意だったり、時間と成果の相関性だったり、常に最適解を探りながらご支援をしています。
もっとこんなこともできたら良いのになと浮かんだ時に、力になってくれるビジネスパートナーやチームがあると心強いと日々感じています。

今やホームとなった鹿児島に私ができる恩返し。
地元でがんばる小さな会社、孤独な経営者を応援したい。
そのためのチームづくりが目標です。


2025年をどう生きるか考えみて


2013年に起業して11年が経ちました。
海外生活もしたし、出版もしたし、コーチングで生計を立てているし、たいがいのことは実現してきました。
ですがこれらは私一人でやってきたことではなく、私ができるようになるために力や知恵を与えてくれた人や、お仕事を依頼してくれた人、学びの場やリソースを提供してくれた人、ご飯を奢ってくれた人(笑)などたくさんの人のサポートがあったからこそできたことです。

もちろんまだこれからやってみたいことはありますが、それとは別次元で、恩返し、恩送りのステージを歩いていくこれからの10年だと感じています。

私の経験や力が誰のどのような場面でお役に立てるか、まだ未知数のところもあります。
人は人で磨かれる。の言葉を胸に、たくさんのご依頼に応えてきたいし、楽しい企画を生み出していきたいです。その結果、毎日ごきげんに働く人が増えれば、それは私の生きる喜びだなあと思うのです。


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矢野けいか|着火ウーマン|書籍『場づくり仕事術』著者|キャリコン|コーチ|人事戦略パートナー
いただいたチップは、全国の美味しい「鉄板ナポリタン」を食べ歩くための軍資金にさせていただきます。美味しい「鉄板ナポリタン」情報もお待ちしております。