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電車の中で化粧がしたい
日本では、電車の中で化粧をするのはマナー違反とされていますが、多くの人が移動中は、時間を気にしていると思います。
相手や公共の空間を思いやるこの風潮は素晴らしいとは思います。
しかし、多くの女性が、電車の中で手も持ち沙汰な時、ホームで待っている微妙な時間を活用したいと思ったことはあるのではないでしょうか。
電車の中で化粧ができないとなると、電車に乗る前後の時間を化粧室に寄ったりするような行動をしなくてはいけません。
じゃあ仮にそれが5分かかったとして、例えば年間、100日それを利用したとすると、500分の時間がかかることになります。つまり約8.3時間です。何かの時間に使えそうですね。
もし女性たちだけで電車の設計をしていたら、座る席ではなく、化粧直しができる電車の車両があったかもしれません。もしくはフォームで気軽に直せるコーナーがあったかもしれません。
私はダイバーシティのデザインをするということは、こういうことを考えることだと考えます。8.3時間あれば、何か新しいことができる。その方たちの才能を伸ばすような人生のクオリティを上げられるようなことが起きるのではないかと思います。日本の周りを気遣う文化と個人の時間をより大切にできるようなデザインが進んでいったらと思います。
人生がより豊かに楽しくなり、そして何よりもその方たちの才能を発揮することができる。まぁ社会や時間の使い方に変化をもたらすように発信やデザインを続けていきたいと思っています。