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【祝・10万PV達成🥳】北朝鮮の全生物の天敵ー金正恩 #71

【㊗️10万PV達成🎊】
こんにちは♪
noteを始めて1年以上が経ちました。最初は日本の人々は北朝鮮問題にどれだけ関心があるだろうか、読んでくれるのだろうかなどと半信半疑で始めました。しかし、気がついてみたら10万PVを達成していました。
嬉しい☺️
これからも当事者として北朝鮮の現状についてお伝えしていく予定ですので、今後ともよろしくお願いします。


さて、本題に戻って…
いよいよ長い夏が終わりを告げたのか、少し涼しくなりましたね。

水害に遭った北朝鮮の多くの人々も、地獄のような季節が終わったことに少しホッとしていると思います。

被災地に設置されたテントでは、エアコンはおろか扇風機も使えないでしょう。家のように屋根や壁に守られるわけではなく、布一枚で今年の暑い夏を乗り越えなければならなかった…

朝鮮中央テレビが公開した映像を見る限り、一つのテントの中に少なくても10人近い人々がいましたね…
これはもう外で寝た方がいいのではないかと思ってしまいます。

今回、北朝鮮が水害に見舞われた日は7月27日でした。
その日は北朝鮮の戦勝記念日であり、大規模な国家的行事が催されることが通例です。

田舎で洪水に巻き込まれた人々が亡くなっていく傍ら、今年も平壌はパーティー気分に包まれていました。その様子は北朝鮮の新聞でも大々的に報じられています。

さて、「戦勝記念日」についての豆知識を一つ。
この日は額面通りに捉えると、”戦争で勝った日”ということになる(当然ですよね)と思うのですが、実は北朝鮮が戦争に負けた日なのです。

1950年6月25日、北朝鮮は韓国に対して戦争を起こしました。
(北朝鮮は韓国が先に戦争を起こしたと言い張っており、北朝鮮の人々は小さい頃からそういうふうに洗脳されて育ちます)

戦争が始まった当初、韓国は北朝鮮の攻撃に打つ手がなく後退を強いられます。
しかし、アメリカを含む国際連合軍の支援で持ち直し、1953年7月27日に北朝鮮は負けを認めて休戦協定を結ぶことになりました。

これが真実なのです。

私は両親からある程度は真実を教わり(2人は日本と韓国ラジオを聞いていました)、あの国のすべてに疑いの眼差しを向けていたこともあって、受けた影響は比較的浅いと思います。そうでない人はどれほど嘘を教え込まれているのか…今になっても想像が及びません。

金正恩は”今回の水害による死者はいない”と宣言しましたが、韓国の人工衛星によって村が丸ごと流された痕跡が確認されており、数千人が亡くなったと推測されています。

その数千人の死体は放置されたままのため腐敗が進み、現地のテント生活では排泄物の適切な処理などできるはずもなく、劣悪な衛生環境下であらゆる感染症が蔓延しているといわれています。

想像もしたくありませんが、当然、ハエやゴキブリを含むあらゆる害虫が発生していることでしょう。

あと少しで冬になりますね…テントで暮らす人々がこの冬をどう乗り越すか、日本の北海道並みに寒い北朝鮮の冬を考えると心配は絶えません。

北朝鮮は本当に人が住める場所ではないとつくづく思います。

「1日でも早く日常生活が戻ってくることを祈ります」と言いたいところですが、やめます。

北朝鮮の状況を理解している私には、1日でも早く日常生活を取り戻す=被災者自信が復旧工事に動員されて過酷な労働を強いられるという、死んだ方がマシと本気で思う展開になることが目に見えているからです。

彼らには「金正恩の時代は残り少ないので、終わるまで何とか生き延びてください」と声をかけたいと思います。

今回の水害で命を落とされた北朝鮮人民の方々のご冥福を祈っております。


来日してから、折に触れて感じることがあります。

日本のように恵まれている国は”虫まですごい”なと😅

そう思ったのは、アリのようなほんの小さな虫も命あるものと認め、殺さない人が多いことに気づいたのがきっかけです。
”一寸の虫にも五分の魂”ということわざにもその精神が表れていますね。

そして、命を尊重される虫自体も、食べ物が豊かなせいか、光沢や勢いが北朝鮮で目にしてきたそれとは違う気がするのです。

具体例を挙げると、(苦手な人が多いかも知れませんが)私たちの身近にいるあのゴキ◯リ(以下、ごっちゃんと呼びます)が思い浮かびます。

朝鮮半島と日本は地理的に近いため、私の実感として生態系もある程度、共通しているところがあるように思います。当然、地元であったハムンにもごっちゃんはたくさん生息していました。

しかし、慎ましい暮らしをしているせいか、成虫になっても1.5㎝程度の大きさでした。色も薄い茶色でそれほど怖くなかったです。羽もあったのでしょうが、飛んでいる姿など見たこともありませんでした。

それが、平壌の大学に行くようになり、日本のごっちゃんに近い大きさで、かつ飛ぶ個体に出会うようになりました。

これまで何度も説明したことですが、平壌と地方の格差は相当なものです。やはりそれなりに食べ物がある=体が大きくツヤがあると私は思いました。立派なごっちゃんと出会った当初の衝撃は相当なものでした🤭

日本に来て、最初は六畳ほどの古い和室で一人暮らしを始めたのですが、そこにもごっちゃんは現れました。

20代に単身で命懸けの脱北を成し遂げたというと、多くの方はとてつもなく強いイメージを持ち、この世の中に怖いものなどないかのように感じるでしょうか。

そんなことはありません。私はごっちゃんを心の底から恐れています。
ごっちゃんは世界で2番目に嫌いなのです。

押しも押されぬ第1位は当然、おデブの金正恩です。

現在、私が暮らしている家は築20年ほどの戸建(賃貸)なのですが、時々ごっちゃんは出没します。

すると私は大声でダンナを呼びます。
そのやり取りを見て子どもたちにもゴキブリ=怖いものというイメージがついてしまったのか、ごっちゃんが出現するとうちの家はちょっとしたパニックになります😅

話を戻すと、北朝鮮の田舎では虫まで栄養失調に陥っているのではないかと想像します。

私は専門家ではないので詳しくはわかりませんが、ごっちゃんたちは食べ物の少ない北朝鮮の田舎に適応するため、長い年月を経て体の小さい遺伝子を持つ個体が生き残ったのではないかと推察しています。
私の地元では、小さいごっちゃんが同族からモテモテなのかもしれません😻(どうでもよい)

このように考えると、北朝鮮のような劣悪な環境で生まれた虫たちが可哀想になってきました。
虫までも不幸な北朝鮮!

では、動物はどうでしょうか?
ハムンには小さな動物園がありました。中にはライオンや虎もいたのですが、みんな飢え死にしてしまいました。残ったのは草食動物のみです。

動物のエピソードでもう一つ。

金正恩はちょっとしたことで、白馬に乗り北朝鮮の聖地とされる白頭山(ペクトウサン)に登ります。
一線級の名馬を数年に一度、ロシアから数十匹を輸入すると言われています。金額は100万ドル近くだそうです。(このお金でとうもろこしを買ったら、苦しむ人々がどれだけ助かるのでしょうか⁉︎)

さて、なぜ北朝鮮はロシアから定期的に名馬を輸入するのか…
輸入した馬に子孫を生ませて訓練すれば、こんな大金を払わなくて済むのではないかと疑問になります。

しかし、少し考えてみると簡単なことでした。

(↓↓↓以下、私の妄想です↓↓↓)
145キロの体重を持つ金正恩を乗せて山を登らせる馬は、おそらく脊椎がタダでは済まないのでしょう…

手負いの馬に金正恩が再び乗るとは思えませんので、毎回のように違う馬に変えざるを得ない状況があるのではないかと想像しました。

ロシアの高原でのびのびと育った名馬たち。前世でどのような罪を犯したらこのような酷い目に遭うのでしょうか?可哀想でなりません。
(↑↑↑妄想終了↑↑↑)

北朝鮮に生きている全ての生命体の天敵ー金正恩!

1本でも多くタバコを吸い、1キロでも多く太ることを願っています。

医療者として不謹慎なことだと思いながら…

ではまた。

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