【2024年小倉記念】印と全馬寸評【無料予想】
タイトルの通り小倉記念の印と全馬寸評を書いていきます。
Youtubeでも解説しているので、そちらもぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=SdpFsZfLAb0&t=157s
印
◎ディープモンスター(⑪)
斤量は重いがこのメンバーなら。
○ファユエン(⑨)
この条件の猛者でここも期待。
▲シリウスコルト(⑦)
もう少し軽斤量が理想だが力はあるので。
△メモリーレゾン(④)
久々は気になるが力はある。
☆コスモカレンドゥラ(⑧)
逃げの一手に賭けて。
⑩コスタボニータはぜひ拾いたい。このメンバーならチャンスありだ。⑫セントカメリアも人気薄で妙味を感じる。
①リフレーミングは人気薄なら魅力だが、執筆時点では2番人気と怪しい。
全馬寸評
①リフレーミング
新潟大賞典 (G3) と七夕賞 (G3) はいずれも5着だが、伸び足は悪くないので位置取り一つという印象。ただし、引き続きの57kgは気になるところだ。
今回も良くて4〜5着の可能性は否めず、流石に中心視は難しい。一方で極端に嫌うほどではなく、人気をやや落としてくれれば相手としては悪くない。
②グランスラムアスク
通算4-1-3-20は相当負けている。前走こそ久々に5着入線も、基本的には掲示板すら届いていない。
エプソムC (G3) では33.7と上がり最速をマークして8着だが、ここ1つを切り取って買えるほどの脚ではないだろう。順当に消し。
③レッドランメルト
かなり順調にOP入りしたが、そこからは全く結果が出せず。1年半もの間馬券になっていない馬には56kgでも重い印象だ。ここで敢えて拾いたくなる何かはない。見送りで良いだろう。
④メモリーレゾン
通算4-1-1-5で、掲示板を外したのは1度のみ。スタニングローズが勝った秋華賞でも4着を取れる実力派で、新潟牝馬S (L) では福島牝馬S (G3) の勝ち馬ホウオウエミーズにも勝っている。
とは言え昨年の10月以来という点はかなり気になるところだろう。この真夏に復帰戦をやってどこまで調子を戻せるか。
調整過程はまずまず良さそうで、あとはパドックを見たい。
⑤ヴェローナシチー
2年前の京都新聞杯 (3歳G3) で2着。勝ったアスクワイルドモアこそパッとしないが、3着以下にはボルドグフーシュやリカンカブールもいる。
3勝クラスを抜けられず、格上挑戦で54kgの日経新春杯 (G2) も11着となかなか厳しい成績は気になるところ。
中京2000mは1戦してフェーングロッテンに1と1/4馬身差の2着。全体的にパッとしない印象だ。
ただし、この斤量でG3なら一応チャンスはある馬。流石に今回は人気を落としそうで、3着狙いなら悪くはない印象だ。
⑥テーオーシリウス
昨年の小倉記念 (G3) で3着。5番人気だが単勝2桁台なのでまずまず人気薄の部類。前走16着でOP勝ちのない馬がその人気ならレースレベルも若干怪しいか。
その後は5走連続の2桁着順に。それもあってか54kgと軽めの設定だが、それでもここで積極的に拾いたくなる理由はない。余力があれば3列目には置けるが、基本は見送り。
⑦シリウスコルト
弥生賞 (G2) ではコスモキュランダ、シンエンペラーに続いての3着。ラジオNIKKEI賞 (G3) でもオフトレイルに続いての2着と堅実さが光る。
3歳で54kgはやや積まれた印象で、時計の遅さを覆すだけの斤量としては若干心許ないか。とはいえ重賞でもしっかり結果を残してきた馬で、乗り替わりでも西村騎手なら大幅なマイナスにはならない。
流石に一気に本命まで持っていくには不安だが、相手としてはしっかり買いたい。時計や乗り替わりといった懸念点が人気を下げてくれると嬉しいところ。
⑧コスモカレンドゥラ
この条件で1戦1勝。鮮やか逃げ切り勝ちを決めた舞台でどうにか一変に期待といったところか。
1:57.6というタイムはこの条件なら最速。2000m全体に広げても全体2位と優秀。6年前に遡ると、ホープフルSでも逃げてブレイキングドーンやヴァンドギャルドに先着しての4着がある。本来は前で競馬をすることで持ち味が生きるタイプか。
近走は中々前に行けず、好位につけることすら難しくなっている。人気薄は確実なので逃げでの一発に期待。中心視は流石に難しい。
⑨ファユエン
前走はマーメイドS (G3) で僅差の4着。そのレースでも述べたが、2000mではしっかり走る馬だ。重賞でも大敗しないのはやはり歓迎すべきポイントだろう。
今回も53kgと軽斤量で、引き続き期待して良い馬。チャンスは十分にあると言える。
⑩コスタボニータ
今年の福島牝馬S (G3) を勝利。前走のマーメイドS (G3) は10着だが、流石にあの出遅れで勝つのは難しいだろう。
乗り替わりも坂井騎手なら歓迎で。牝馬の56kgも重すぎとまでは行かない。牡馬相手にどこまでかはやや疑問だが、切るほどではないだろう。
⑪ディープモンスター
実力は間違いないが、思うように結果がついてこない苦労人。小倉大賞典 (G3) の取り消しは非常に気の毒で、それでも久々のレースになった鳴尾記念 (G3) を5着まで持って行った点は十分に評価したい。
やはり気になるのは58.5kgの斤量だろう。リステッドでは58kgのハンデでも完勝しており、+0.5kgで即座に消しとはいかない。
昨年の金鯱賞 (G2) でも5着が取れる馬で、ここも嫌いすぎる理由はないだろう。しっかり買いたい一頭だ。
⑫セントカメリア
ミッキーゴージャスやリカンカブールといった強豪とも対戦成績がある馬で、3勝クラスを勝つとOP入り初戦は愛知杯 (G3) で9着。道中で押し上げた分の消耗はあったか。
直後の都大路S (L) は若干スローなレースでも後方から3着と健闘したが、マーメイドS (G3) も6着となんとも言えない成績に。
この条件自体は悪くなさそうで、ガイアフォースにも勝ちがある。53kgならチャンスはあるように見えるので、高配当狙いなら馬券に絡めたい一頭。
馬券の組み立て
本命を打っておいて申し訳ないが、⑪ディープモンスター1頭軸をやれるほどの信頼感はない。
3連複ボックスで、印+⑩⑫はどうか。⑧はあくまで大穴狙いなので予算的に厳しそうであれば切っても良いが、切る場合は抑えでワイド当たりを買ってみて欲しい。