![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151847857/rectangle_large_type_2_b7d16a175c859e5b77c2206257adeae3.png?width=1200)
【2024年新潟2歳S】印と全馬寸評【無料予想】
タイトルの通り新潟2歳Sの印と全馬寸評を書いていきます。
Youtubeでも解説しているので、そちらもぜひご覧ください。
印
◎コートアリシアン(⑥)
血統も走りも申し分なし。
○プロクレイア(⑩)
力のある勝ち方で近親も好走ならここも期待。
▲キタノクニカラ(⑪)
姉に似た早熟タイプならチャンス大。
△ケイテンアイジン(⑦)
OP勝ちをしっかり評価。
☆ジョリーレーヌ(①)
時計で嫌われるならむしろ嬉しい。
③スターウェーブも陣営の期待は高い。可能な限り買うべきだろう。④シンフォーエバーはとにかく馬格が目立つ。力押しもあるか。仕上がり注視。⑧マジカルフェアリーは血統面でやや上位勢から見劣りもそれ以外で嫌う理由はない。
全馬寸評
①ジョリーレーヌ
モーリス産駒で叔父にジュンブロッサムを持つ一頭ならマイルは楽しみだ。母父ロードカナロアに重賞勝ちはないが、これは優秀な牝馬が現役〜引退したばかりという点を考慮すれば気にならなず。今の成績を持って母父カナロアを下げる必要はないだろう。
時計は遅めだが、当日は稍重でレースも相当なスローという点を加味するとこれで嫌いすぎるのも良くない。調整過程も順調そうに見えて、時計が人気を落とす要因になればむしろ嬉しいところ。しっかり抑えたい一頭。
②スリールミニョン
永島騎手はケイテンアイジンではなくこちらに騎乗。これについては勝負もそうだが当人の思い入れや縁もあるはず。高松宮記念の勝ち馬ミスターメロディの初年度産駒だが、中央で勝っているのはこの馬のみという点が気になるところ。
新馬戦の勝ち方についても特別力を感じるということはなく、その後を勝ち上がっている馬もいない。積極的に拾う要素はないか。
③スターウェーブ
セレクトセールで3億3000万のKingman産駒。叔母にはインターナショナルS (G1) の勝ち馬Arabian Queen がおり、牝系もある程度充実。継続騎乗には陣営、騎手ともにやる気を感じる。
馬体がどの程度良くなっているかは気になるところで、当日しっかり様子を見たい。距離延長も加味すると手放しで本命とはいかないが、陣営も行く行くはG1でという意識の下でここを使ってくるはず。期待の1頭。
④シンフォーエバー
新馬戦で下した相手は一番人気でルメール騎手が騎乗のフランケル産駒。これに逃げ切りは相当なものだろう。ペースの恩恵もあったとはいえ、この馬自身も上がり2位の脚で伸びている。
同じ舞台で戦える点は嬉しい。連闘はやや酷に見えるが、これといって嫌う理由は感じない。ここも期待して良いはず。
⑤モジャーリオ
新馬戦は出遅れて後方から。上がり最速をマークしているとはいえ褒める内容ではなかった。
未勝利戦はしっかり勝ちきりで3着馬も直後に勝利とまずまずだが、鞍上が戻る点は気になる。アサカラキングが出負けした函館スプリントS (G3) は奇しくもこの馬が出遅れて負けた新馬戦と同じ日。上手く出れば良いのだが、スタートからのリカバリーという点でやや疑問が残るところ。ここは割り切って消しの判断。
⑥コートアリシアン
新馬戦を出遅れながら圧勝。サートゥルナーリア産駒として期待を集める一頭。父は言うまでもなく2000m以上の馬だが、叔父や叔母にはスプリント〜マイルのG1で結果を出している馬もおり、引き続きのマイル戦でもある程度期待できるだろう。
継続騎乗もプラスで順当に期待。
⑦ケイテンアイジン
OPを勝ってきたことは素直に評価したい。スタートでロスがありながらもしっかり差し切っており、2〜4着までが先団だったことを加味しても力は十分。
父を見る限りは短い距離が良さそうな雰囲気でややマイナスだが、2戦ともしっかり差をつけて勝利しており実力そのものに関しては気にならず。可能な限り拾いたい一頭。
⑧マジカルフェアリー
新馬戦はゲートこそイマイチだったが、しっかりと差し切って勝利。レベル感は別として差をつけての入線は評価したい。
継続騎乗も嬉しいところで、期待のサートゥルナーリア産駒としてこちらも気になる一頭。牝系はコートアリシンの方が豪華に見えて若干あちらを上にすることになるが、取り立てて嫌う理由はない。
あとは短縮がプラスに働けばだろう。
⑨トータルクラリティ
バゴの産駒はある程度早い段階でも走る印象。それよりもマイル左回りの成績の悪さが気になる。
中内田厩舎で鞍上が川田騎手、単勝1.7倍の馬に半馬身差はある程度の力を感じるが、少なくともコース適正の面からはあまり歓迎できない。2歳重賞ということで消す材料がある馬はしっかり消していきたいところ。
⑩プロクレイア
前走はあまり良くないスタートから、ラストは外を回して差し切り。2着馬も3着に2と1/2馬身差をつけており、この馬の勝利に更に箔がつく形に。
エピファネイア産駒の時点でかなり好感が持てる上に、半姉のテウメッサは桜花賞こそ勝てなかったものの直後に2連勝。叔父や叔母こそなかなか結果が出ていないが、祖母も馬齢限定重賞で善戦とある程度の早熟さを秘めていそうだ。
乗り替わりでどうかだが、大幅マイナスということもないだろう。順当に期待。
⑪キタノクニカラ
キタウイングの全妹で馬主もミルファーム。あちらは新馬戦を負けて未勝利勝ちからの参戦だが、こちらは新馬勝ちからの直行。
姉同様の早熟タイプなら当然ここも期待できる。その後が泣かず飛ばすということを加味しても、新潟2歳S (G3) と フェアリーS (G3) でキャリア序盤に重賞2勝は大したものだろう。
新馬戦の時計に関してはこれといって目を見張るものがあるわけでもなく、下した馬の成績もパッとしないが、血統面ではある程度期待。
馬券の組み立て
色々と考えて印を打ってはいるが何があるかわからないのが2歳。本命にはある程度自信があるので⑥軸の3連複か、あるいは印→③→④→⑧の順でボックスも配当がつくなら。