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#0134_ジブン株式会社_疲労のシグナルを見つける方法とAIを使った対処法

おはようございます!
こーへい127です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は1/18の土曜日。週末ですね!
今週は火曜日から喉風邪をひいてしまい、体調と相談しながら、無理をしすぎず、1週間を乗り切りました。
怪我の功名というか、お酒を飲まない日々が続くと、めちゃめちゃ睡眠がよくとれますねw 今後もお酒とは距離をある程度置こうと思いました!

症状も収まり、インフルエンザ/コロナも陽性なので、今日のPMから家族で大阪に向かい、明日人生初めてのUSJに行きます!
お目当てのスーパーニンテンドーワールドの事前FAST PASSは残念ながら売り切れていましたが、何とか潜入してこようと思います!!

さて本日のテーマは「疲労のシグナルを見つける方法とAIを使った対処法」です。
木下斉さんのVoicy配信で「小さな失敗は「疲労」から生まれる」というお話をされていました。

疲労のシグナルに気づく方法と、落ち込んだ際の相談相手として生成AIは極めて有用であるという話をしたいと思います!


はじめに:今週の体調不良と仕事のミスから気づいたこと

2025年が始まってから約2週間、徐々に仕事のリズムが出てきましたが、今週実は喉風邪をひいてしまい、体調を少し崩してしまっていました。
また仕事においても、些細な連絡ミスをしてしまい、関係部署に迷惑をかけてしまいました。
フィジカル・メンタル双方にとってミスやエラーが出てしまった今週、ちょうど木下さんが同様の「疲れ」に対するお話をされており、私自身も「疲労」について深く考えるようになりました。
年末年始の慌ただしさから解放された安堵感と同時に、知らず知らずのうちに蓄積していた疲労が表面化したのかもしれないと気づいたのです。
この小さなミスは、私にとって大切なアラートとなりました。

見逃しがちな疲労のシグナル:それは体と心のSOS

年始に疲れが出やすい、見過ごせない背景

1月は、お正月で親戚や友人との交流が増え、楽しい時間である一方で、普段とは異なるコミュニケーションや気遣いが必要となり、精神的なエネルギーを消費します。
また、生活リズムが不規則になりがちで、睡眠不足や食生活の乱れも重なり、身体的な疲労も蓄積しやすい時期です。
私も年末年始は熊本から北海道に行き、そこから東京の実家に行き、そして仕事はじめギリギリに熊本に戻るという、どう考えてもToo muchな予定を入れ込んでいました笑
それでも、それぞれのイベントはとっても楽しいので、常にアドレナリンが出て楽しんでいました。
ただ、その状態から一気に日常に戻ることで緊張の糸が切れ、疲れがどっと押し寄せるのだと思います。
ふと考えるとわかることですが、私もいつの間にか普段のペースから大きく外れた生活を送っていたので、その影響があったのは明らかでした。

小さな失敗、それは疲労が灯す黄色信号

今週私が経験した体調不良および仕事のケアレスミスは、私にとって明確な疲労のサインと認識できます。
体調不良はいうまでもなく疲労から免疫が落ちてしまい、症状として顕在化したもの。
仕事のケアレスミスも、普段なら冷静に判断できるはずの場面で、なぜか注意力が散漫になり、簡単な確認作業を怠ってしまったのです。慣れない状況に慢心があったと言わざるを得ません。
このような小さな失敗は、「疲れていますよ」という体からのサイン。見過ごさずに、立ち止まって自分自身を労わる必要があります。

判断ミスの深層:思考は疲労で霞む

このように、普段はしないような小さなミスや、いつもなら容易にできる判断の誤りは、疲労が表面化しているサインです。
「これくらい大丈夫だろう」と軽く見てしまいがちですが、実は体や心がSOSを出している可能性があります。疲労が蓄積すると、集中力や注意力だけでなく、判断力も低下します。
冷静な状況であれば容易に判断できるPros/Consの比較検討も、疲労している状態では、一方的な視点に偏ったり、感情的な要素に左右されたりしやすくなります。
特にこの時期は、寒さで体を温めるだけでも体力を消耗しますし、年末年始の疲れが抜けきっていないことも重なり、思考力は著しく低下します。もし、最近判断ミスが多いと感じる、なんだか集中できない、物事を深く考え込むのが億劫だと感じるようなことがあれば、それは休息が必要なサインです。

多様な疲労のサイン:見逃さないためのチェックリスト

疲労のサインは、小さなミスだけではありません。以下のようなサインにも注意を払うことが大切です。

  • 身体的なサイン: 慢性的な倦怠感、頭痛、肩や首のこり、目の疲れ、食欲不振または過食、睡眠の質の低下(寝つきが悪い、途中で目が覚める)、免疫力の低下(風邪をひきやすいなど)。

  • 精神的なサイン: イライラしやすくなった、些細なことで落ち込む、集中力の低下、記憶力の低下、決断力の低下、悲観的な考えが浮かびやすい。

  • 行動の変化: 遅刻や忘れ物が増えた、仕事の効率が落ちた、趣味や人との交流がおっくうになった、身だしなみに気を遣わなくなった。

私の場合は、この三ついずれも該当しています笑 完全に疲労がサインとして顕在化してますね。
これらのサインに一つでも心当たりがある場合は、疲労が蓄積している可能性を考慮し、意識的に休息を取るように心がけましょう。

AIは現代の賢いカウンセラー?疲労サインの発見と対処に役立つ活用法

疲れている時に陥りやすい思考の罠:視野狭窄と認知バイアス

しかし、自分の疲労に気づくのは意外と難しいものです。
「疲れている」という自覚がないまま、パフォーマンスが低下していることも少なくありません。特に疲労を感じている時、私たちはどうしてもネガティブ思考に陥りがちです。
風邪などを引いて家に引きこもっているときなども、ネガティブな気分になりがちですよね。
まるでトンネルの中にいるように視野が狭くなり、問題の本質を見失ったり、過去の失敗経験にとらわれて合理的な判断ができなくなってしまうこともあります。
「どうせ私なんて…」といった自己否定的な考えに囚われたり、白黒思考に陥り、柔軟な発想ができなくなることもあります。
さらに厄介なのは、そうした認知バイアスに自分自身ではなかなか気づけないということです。

AIを活用した自己分析のすすめ:客観的な視点を取り入れる

そこで、AIに客観的な視点からのアドバイスを求めてみましょう。近年、自然言語処理技術が飛躍的に向上し、AIはまるで優秀なカウンセラーのよう。
私たちの思考の癖や偏りを指摘し、新たな視点を与えてくれる存在になりつつあります。
かつAIは感情に左右されず、過去の経験や固定観念にとらわれることなく、客観的なデータに基づいて分析・発言を常に行うため、自分自身では気づきにくい思考の歪みに気づかせてくれる可能性があります。

AIカウンセリングで疲労の原因を深掘りする:具体的なプロンプト活用術

ここでは精神科医でVoicyパーソナリティでもあるKagushun先生がAIを活用するさいのアドバイスをされていたので、それを紹介しようと思います!

プロンプト1:「この考えについて認知バイアスを特定して」 - 深層心理を探る

例えば、今回の小さなケアレスミスについて「年始から忙しくなかったからといって、毎日元気に過ごしているし、疲れているはずがない」と考えていたとします。
この考えをAIに入力し、「この考えについて認知バイアスを特定して」と質問します。
すると、AIは「正常性バイアス(予期しない・できない事態は起こらないと思い込もうとする心理)」や「利用可能性ヒューリスティック(最近経験したことや印象的な情報に基づいて判断してしまう傾向)」といった、自分では気づかなかった認知バイアスを的確に指摘してくれることがあります。
まるで、熟練した精神科医が患者との対話の中から認知バイアスを見つけ出すように、AIは私たちの思考の偏りを明らかにしてくれるのです。

プロンプト2:「この悩みを多角的な視点でアドバイスをして」 - 新たな視界を開く

小さなケアレスミスをしてしまったことに対する自己嫌悪や、「なぜこんなミスを…」という後悔の念をAIに伝え、「この悩みを多角的な視点でアドバイスをして」と質問します。
すると、AIは、単に「気にしすぎだよ」と慰めるような紋切り型の言葉ではなく、以下のような多角的な視点からのアドバイスをくれます。

  • 状況の分析: 今回のミスが、疲労による一時的なものではないか? 過去にも同様のミスはあったか? 他にも原因となる要素(ツールの使いにくさ、情報共有の不足など)はないか?

  • 相手の立場: 今回のミスによって相手にどのような影響があったか? 相手はどのように感じているだろうか? 今後どのようにコミュニケーションを取れば良いか?

  • 長期的な視点: 今回の経験を今後の仕事や自己成長にどう活かせるか? 同じ過ちを繰り返さないためにはどのような対策が必要か?

  • 具体的な解決策: ミスを減らすために、ダブルチェックの徹底や、疲れている時の重要な判断を避ける、アラーム設定を活用するなどの具体的な対策を提案。

まるで、自分とは異なる経験や価値観を持つ複数の知恵袋から、瞬時にアドバイスを得ているような感覚!
自分一人では堂々巡りしていた思考から解放され、思いもよらなかった解決策や、新たな視点に気づかされることが多いでしょう。

さらに活用!AIとの対話で疲労への理解を深める

上記のプロンプト以外にも、「最近疲れやすいと感じるのですが、考えられる原因を教えてください」「効果的な疲労回復方法についてアドバイスしてください」といった質問をAIに投げかけることで、疲労の原因や対策について、よりパーソナライズされた情報を得ることができます。
AIとの対話を通じて、自分自身の疲労について深く理解を深めることができるでしょう。

おすすめAIツール:Google AI Studio (Gemini 2.0 Flash Thinking Experimental) - 実践的な活用例

様々なAIツールがありますが、Kagushun先生がおススメされており、私も使用しているのがGoogle AI Studioで利用できるGemini 2.0 Flash Thinking Experimentalモデルです。
このモデルは、高度な推論能力を備えており、単にキーワードに合致する情報を返すだけでなく、文脈を理解し、しっかりと複数の情報を参照しながら、まるで人間が思考するプロセスのように問題解決まで思考して回答を出してくれる印象があります。
実際、私はこれまでChatGPT4oを使用していたのですが、明らかにそれよりもレスポンスの精度が高く量も多いです。
例えば、「最近仕事でミスが多いのですが、どうすれば良いでしょうか?」といった抽象的な質問に対しても、Gemini 2.0 Flash Thinking Experimentalは、疲労の可能性を示唆し、具体的な対策や自己分析のための質問を提案してくれるなど、より深く、実践的なアドバイスを求めている方には特におすすめです。

疲労への賢い対処法:AIと共に見つける、自分だけの処方箋

休息の質を高める:AIからのヒント

AIとの対話を通じて、休息の重要性を再認識したら、次は休息の質を高めることに意識を向けましょう。
「質の高い睡眠を得るための方法を教えてください」「効果的なリラックス方法を教えてください」といった質問をAIにすることで、具体的なアドバイスを得られます。
具体的なアドバイスとしては、就寝前のスマホ利用を避ける、入浴で体を温める、瞑想を取り入れるなど。越川慎司さんが提唱されている方法に近しい案を提案してくれるので、自分自身へのリマインドにもり、より自分に合った方法を見つけるヒントになります!

生活習慣の見直し:AIは気づきのきっかけ

疲労の原因が生活習慣にある場合も少なくありません。
AIに「疲労につながる可能性のある生活習慣について教えてください」と質問することで、食生活の偏りや運動不足など、自分では気づきにくい問題点を指摘してくれることがあります。
AIからのアドバイスを参考に、バランスの取れた食事を心がけたり、適度な運動を取り入れるなど、生活習慣を見直すきっかけにしましょう。

専門家への相談も選択肢に:AIは最初の一歩をサポート

1点注意しなければいけないことは、AIはあくまで自己分析や情報収集のツールであり、専門家による診断や治療に取って代わるものではないということ。
もし、AIとの対話を通じて深刻な疲労や心の不調を感じた場合は、ためらわずに医師やカウンセラーなどの専門家に相談しましょう。
AIは、専門家への相談を検討する上で、最初の一歩を踏み出すための後押しをしてくれる存在と言えるでしょう。

さいごに

AIは、疲労のシグナルを見つけ、その原因を深掘りし、効果的な対処法を見つけるための強力なパートナーとなり得ます。
今回ご紹介したように、認知バイアスの特定や多角的な視点からのアドバイスを得ることで、自分自身をより深く理解し、客観的に状況を分析することができます。

私も年始の喉風邪や小さなケアレスミスをきっかけに、改めて自分の疲労に気づき、AIの力を借りてその原因と対策を考えることができました。
もしあなたが最近、些細なミスが多かったり、なんだか調子が悪いと感じているなら、それは疲労のサインかもしれません。

ぜひ、AIを賢く活用し、自分自身の心と体の声に耳を傾けてみてください
そして、頑張りすぎていると感じたら、迷わず休息を取ることを忘れないでください。
AIはあなたの健康管理をサポートする、心強い味方となってくれるはずです。
疲労のサインを見逃さず、AIを上手に活用して、より健やかで充実した毎日を送りましょう。