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「自分の機嫌は自分で取る」

わたしの座右の銘。
「自分の機嫌は自分で取る」
座右の銘といったら大袈裟かもしれないが、
常に忘れないように心に留めている言葉である。
どこかでこの言葉を耳にして、何と素敵な精神だと感嘆した。

それまでの自分は、
他人の行動で勝手に悲しい思いになったり、
他人からの言葉で勝手に傷ついたり、
周りの何気ない言動で気分が落ち込むことが多々あった。
そしてその下がった気分を他人のせいにしてしまっていた。
周りからしたら、そんなつもりじゃないのに・・という感じなので、
良い迷惑だったろう。
そんな周りの思いはわたしも重々わかっていたので、
他人の言動を気にしない努力をしてみたが
良くも悪くも周りを気にしすぎてしまう性格であるが故、無理であった。

どうしたらいいのだろうか、と考えあぐねていたときに
この言葉に出会った。
周りの影響で気分が必要以上に上がり下がりしてしまうのは
わたしの性なのでもうどうしようもないし仕方がない。
ならば、気分が落ち込んだときに他人のせいにせず、
自分で対処していけばいいではないか。

何か辛いこと、悲しいことがあったときには、
美味しいご飯を食べて、甘いものをたくさん食べる。
あったかいお布団で好きな動画を観ながらお酒を飲む。
Amazonを開いて欲しいものリストの中から1つ買う。
ダイエットと節約はまた明日から。

こんな風に書くと、
とても普通のことを言っているように聞こえるし
実際当たり前のようなことなのかもしれないが、
こうすればいいんだと気づいたときは目から鱗だった。
そして実際に、自分の機嫌を自分で取ろうと意識してみると、
気分の落ち込みから解放されるのがかなり早くなった。
落ち込んだ気分のままだらだらと過ごす時間と、
自分が幸せを感じることを意識的に行って回復を図る時間とでは、
圧倒的に後者のほうが有意義である。

「自分の機嫌は自分で取る」
ポイントは、気分が下がったときにこの言葉を如何に速く思い出せるかだ。
そして、自分が幸せと感じることは何なのか知っておくこと。
周りから悪い影響ばかり受けっぱなしだと、
時間がもったいないし何より心が保たない。
あ、なんかダメかも、と少しでも感じたらこの言葉を思い出す。
他人から甘やかしてもらうのなんて限度があるのだから、
自分が自分をとことん甘やかしてあげなければいけない。
自分の機嫌は自分で取って、今日も幸せに上手く生きよう。



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