漢方記事を150記事以上書いた薬剤師が執筆のコツを解説
漢方記事の執筆って聞くと、
なんだか難しそーって思う方も
少なくないと思います。
まあ実際、東洋医学の知識が
まったくない状態だと難しいです(泣)
(簡単に書けますよ、とかは無責任なので言いません)
でも、漢方の記事って
だいたい書くことが決まってます。
「要点」があるんですよ。
私はこれまで、漢方系の記事を
150記事は書いてます。
その経験を元に、
漢方記事を書く時の
コツを紹介しますね✊
イチ推しの漢方本も紹介するので
ぜひ見てみてください~!
漢方記事を書くコツ
ざっくりですが、
これ押さえておいたほうがいいよー!
という内容を項目ごとにまとめます。
東洋医学の概念
大前提として、
漢方系の記事は嚙み砕いて
書かないといけないことが多い。
気血水、気滞、血虚、実証、虚証とか
一般の方にはなじみがない言葉ばっかり
出てくるから。
漢方記事を書くなら、
これらの意味がわかる、
かつ噛み砕いて説明できないとNGです。
「こんなのわかんないよー!」
という方でも大丈夫。
後でおすすめの
わかりやすい本を紹介します🌱
漢方薬の副作用
「漢方薬は副作用がない」って
思っている方もいるかもですが、
副作用はゼロではありません。
「薬」である以上、
副作用はどうしても存在します。
西洋薬と比べて「少ない」という
表現はOK。
漢方薬の代表的な副作用はこれ。
「こういうのがあったなー」
くらいでもいいので
頭の片隅に入れておくと
執筆の時に楽かと思います。
漢方薬の得意分野
西洋薬と違って、漢方薬は
複合的な症状の治療が得意です。
漢方系の記事って、
オンライン漢方サービスとかの
認知のために書くことが多い。
だから、漢方薬の
良さを伝えたいわけです。
漢方薬が得意な不調の
代表は「更年期」ですね。
更年期って、ほてりとか
汗めっちゃ出るとか、イライラとか、
たくさんの症状が複合的に出やすい。
漢方薬は複合的な症状の
改善が得意なので、
更年期症状にはよく漢方薬が出されます。
あ、ついでに「婦人科の三大漢方薬」も
知っておきましょう✊
漢方記事書くなら、
知ってて損はありません。
今頑張って覚えなくてもいいので、
こういうのがあるってことだけでも
認識しておくとGoodです。
漢方薬が効く早さ
漢方薬が効く早さは、
基本的には西洋薬よりゆっくりです。
対症療法ではなくて、
根本的にじっくり体質改善していく感じ。
ただ、こむら返りとかに対する
芍薬甘草湯とかには即効性があります。
「基本的には漢方薬の効き目はゆっくり」
って思ってたらOKです。
漢方記事を書く時におすすめの本
150記事以上書いてきたからこそ、
今では要点を理解していますが、
はじめの頃は薬剤師の私でも、
東洋医学の概念や漢方薬の効果を
説明するのは難しかったです。
だから、わかりやすい情報が
体系的にまとまっている本を
探し回りました。
そして見つけたのが
「東洋医学のおさらい手帳」。
漢方の本って古典みたいで
難しいイメージだと思うのですが、
この本めっちゃわかりやすい。
Amazonレビューも★4.5です。
これ以上にわかりやすくて
実用的な漢方本があるなら
教えてほしい。本当に。
私のお気に入りポイント↓
「Webライティングで役立つ」っていうのは
ライティング方法が書いてあるとかじゃなくて、
漢方薬のWeb記事を書く時に
参考にしたい情報がわかりやすく
まとまってるということ。
気血水とかの東洋医学の概念から
わかりやすく書いてあるし、
よく使われる漢方薬の特徴や、
症状別に使われる漢方薬も書いてあります。
肥満にはこの漢方、更年期にはこの漢方みたいな。
「葛根湯 効果」とかのKWで書く時は
葛根湯について書かれてるページ見ればいいし、
「かぜ 漢方」とかのKWで書く場合は、
「かぜ」のページを検索すればOKって感じです。
漢方のわかりやすい本を
探している方は参考にしてみて
くださいね~!
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