おいたち3。

幼少期を振り返ると
育ての母は、2人きりになると暴力を振ってきた。
お風呂に沈められた日もあった。
理由は覚えていないが恐怖しかなかった。
そのうち母と会話をするのを辞めた。
やがて、母は病気になり闘病生活になった。
母に対しては何の感情もなかった。

対照的に育ての父は優しかった。
父の帰宅が楽しみで仕方がなかった。
父が帰ってくるといつも抱きついていた。

それがまた母にとっては
気に入らなかったんだろうと今になって思う。

兄だと思って一緒に育ってきた1つ上の
お兄さんは本当に遠慮なく遊んでいた。
母は兄には極甘で接していた。
ここには違和感だった。

一見ごく普通の4人家族だが
まさか自分だけ
全く血が繋がっていなかったとは・・・

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