笑い、足りてますか?
最近、笑ってますか?
"笑い"にも種類があって
今回私がお話ししたいのは
「愉快」な方の笑いのことです。
落語や喜劇、コメディーなど
作られたエンターテイメントを見て
大声で笑うことを最近しましたか?
笑うと楽しい気分になりますよね。
面白いと声を出して笑いますか?
それとも、クスクス派ですか?
ニンマリ派ですか?
最近、笑う機会が少なくなりましたが、
私の場合、コロナになる前は
よく落語を見に出かけました。
桂文珍さんが大好きで
有楽町まで独演会を毎年見に行っていたし
帰りにCDを買って帰るのがとても楽しみでした。
私の落語の楽しみ方は、本編は当然なのですが、枕も笑いたいコンテンツです。
中でも文珍さんは袖から出てきたときに
いつもニコニコして、高座に座るところまでで本当に親しみを感じます。
そして枕では時事ネタを取り入れて話をするんですが、皮肉と洒落がしっかり織り込まれていてほんまに面白い。
最近どうしてらっしゃるのかなあと思って、ウェブ検索してみたら
フェイスシールドをかぶった師匠の写真を見つけました。
コロナで休職している間、
お稽古もせなあかん思って
ぬいぐるみ相手にやってみるけど
笑わないから張り合いがない
と、言うようなことが投稿されていて
ぬいぐるみ相手にお稽古している師匠の様子があまりにも可愛く映って、ちょっと笑っちゃいました。
人は”笑い”を欲している、なぜなら元気になるから
桂文珍さんの近況を知ったら
無性に落語が聴きたくなって
CDをかけてクスクス笑いました。
(私のオススメは 桂文珍9「地獄八景亡者の戯れ」。ここで40分落語を聞く寄り道をして、投稿を中断・・)
こうやって笑いを楽しめる気持ちでいる場合は、自分で笑いに近づいていくのですが、そんな心理状態でない場合は、どうでしょうか。
ものまねタレントのコロッケさんが
東日本大震災後の石巻に救援物資をもって
現地に行った時のことが記事になっていました。
避難所の体育館でボランティアの人に交じって炊き出しを手伝っていたら、
「なんかやってよ。私、もう10日笑っていないの。」と
年配の女性が近寄ってきてきた。
恐る恐る森進一のものまねをすると、
近くの人も笑ってくれて笑いの輪が生まれた。
震災から10日しか経っていない避難所。
緊張感や寂しさ、つらさがただよう中で
笑いが起こって、緊張感が緩んだ。
被災した人の気持ちを考えると
「こんな大変な時に、いいのかな・・」という、ためらいもあったそうです。
コロッケさんのものまねって、”悪ふざけ”の要素が強いし、つらい場に適していない感じも理解できます。
避難所には、笑える気分じゃない人もいたでしょう。
しかしながら、私は「笑いたい」とコロッケさんに声をかけた女性の気持ちの方が、生きている人間の真理だし、本心から出た言葉だと思いました。
「つらい、つらい。大変。」で染まった毎日は、本当にしんどい。
”笑い”は、心のエネルギー補給だけでなく、
緊張がほぐれたり、リラックスしたり、
一時しんどいことと距離を置く効果もあります。
家で笑いを楽しむ分には
声を出して「アハハ!」と笑ってほしいです。
楽しい気分や感情は瞬時に生まれ、
消えていきます。
だから、エネルギーを補充するように
お笑いや楽しそうなバラエティー番組、
そのような動画を見たくなるんだ、と
コロナで劇場に出かけることを
自粛している中で気づきました。
あなたは、最近笑っていますか?
しばらく笑っていないな・・という方は
手始めにyoutubeで好きなキーワードを検索して、目に留まった”面白そうなも”のを見てみましょう。
それでも足りない方は、背負っていることを引き算した方がよさそうです。
私が開催している引き算思考の作り方に来てみませんか?
■スキしてくれたら、楽しい画像がでます。何が出るかお楽しみに!