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《前編》上司とのトラブルで、「最悪。もううんざり。」

私の意見を新規事業に採用すると言っていた上司。翌日の会議で新規事業案の一部を上層部に展開する打ち合わせがあった。参加した同僚に「部長が新規事業のアイディアを自分の案だと、堂々とお披露目してたよ。あれ、あなたの案だよね?」あれだけ、企画案の横取りはしないと約束したにもかかわらず、やっぱりな。

あ”-、めっちゃ腹立つ!

このままじゃ、気持ちの収まりがつかない!

こんなイライラする状況の回避方法を、福原∞恵がお教えします。

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心のエネルギーの、消費行動を取る

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元凶は、自分を脅かす状況に遭った時、反射的に行動できないことで、心のエネルギーが消費されないまま、エネルギー過剰状態で仕事をするから。

”逃げる訳にはいかない、言い返したいがそうもいかない”→イライラ → 【エネルギー過剰状態】
”逃げるか、格闘する” 【エネルギーの消費行動を取る】

【エネルギー過剰状態】が続くと、エネルギーが消費されず、心の不調や体の不調を招くことも。

【エネルギーの消費行動を取る】のに、上司と格闘するのは、職場の人間関係を考えると、できる範囲が限られます。ですが、自分の言葉で、自分の考えを伝えることはしましょう。それが、あなたにとっての”不のエネルギーの消費行動”です。

半沢直樹のように言い負かせたら・・・なんて、できぬ想像もしてしまいますが、とても真似できませんよね。。(あれだけ啖呵きれたら、スッキリするだろうけど。。職場に居づらいよ。。)

あなたが、その上司に言える一言、何でもいいです。考えてみましょう。

ひらめかない人へ、福原∞恵のトークスクリプトを載せておきます。

「○○さん、さっき、会議で私の案を発表したそうですね。」(相手の顔色を見る。責めない)

相手を攻撃する言葉は言わないのがポイントです。なぜなら、感情が顔に出てしまい、上司に巻かれてしまうからです。ここでは、【自分のエネルギーを少しでも消費する】ことだけを目指しましょう。

この案は、あなたが考えたものです。上司が我が物顔でいたとしても、実際に仕事が始まれば、分からないことだらけで、あなたを頼って来るのです。

お釈迦様のように、あなたの手のひらに収まっている上司を想像して、気持ちを大きくして待ちましょう。