思い出になるから君は輝いて何光年と離れた星に

『思い出になるから君は輝いて何光年と離れた星に』
「星が綺麗なのは、それがずっと昔の光だからなんだよ。」とテラスの君は言った。まるで、未だ大人になりきれぬ僕達の未来に、やがて訪れる、いくつもの困難を見据えたかのような目で、夜空を見つめながら。
「私もいつか君の思い出になったなら、キラキラひかるのかな。なんて。」そう言った君の笑顔はなんだか切なくて、僕は君と一緒に大人になれますようにと強く願いました。それはまだ僕達が付き合って居た頃の話です。

#短歌 #ポエム #恋の記憶

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