一生使える、書くスキルを磨こう
「読む」スキルと「書く」スキルは、今こそ大事な力だなと思っています。
私たちの日常生活から学業、仕事に至るまで、広い範囲で役立つよね、という意味。
チャットやメール、LINEなどを通じて日常的に文字でやりとりする機会が誰にでもあります。
何気なく送る短いメッセージであっても、文章としての表現力が求められる時代になってきたのです。
「動画が主流になってるんだし、読み書きは別じゃない?」
そう思うかもしれませんが、動画で伝える場合でも、ベースとなるのは書く力なのです。
書くことは、一生モノのスキルになる
書くスキルは、生涯を通して自分にプラスになるスキルだと考えています。
コミュニケーションの基礎になるから、益になることはあっても、損することがないのです。
コンテンツ発信の支援をしていると、「書くのが苦手」という方がいます。
それなら、今から得意になることを目指してみましょう。
ものすごい文筆家を目指さなくても良いのです。
「ちゃんと伝えられる人」を目指せばいい。
チャットやメールでとにかく「書く」が増えている
今はチャットやメール、LINEなど、手軽に文章を送れるツールが充実しています。
ビジネスシーンでも、何でも電話をかけてしまうやり方では嫌われることがあり、メールなどの文章で説明や説得が求められるようになりました。
むしろ、文脈に沿った短いメッセージで相手の意図を読み取り、適切に返答をする技術は「読み」も「書き」も高いスキルが要ります。
相手に誤解なく伝えるためには、言葉の選び方や文の構成を考える必要があるのですよね。
振り返ると、「読み」も「書き」は日常に深く沁み込んでいます。
SNSで自分の近況や感想を発信したり、友人とのグループチャットで予定を立てたりするなど、文章を使ったコミュニケーションの場がますます増えています。
動画制作と書くスキル
一方、動画と聞くと「映像」のイメージが強いかもしれませんが、そこにも「書く」力が大いに活かされます。
動画制作の際には、まずどんな内容を伝えたいのかを考え、シナリオ(台本)を組み立てます。
どのタイミングでどんな言葉を使うのか、どう構成すれば視聴者を惹きつけられるのかなど、文章を扱う力が必要になるのです。
映像という視覚的な媒体を支える、根本的な「書く」技術が重要であることを改めて感じる場面といえるでしょう。
書くことは自分を知ること
自分自身を知るにも「書く」ことが役に立ちます。
まず、何かを書こうとするとき、頭の中にある情報や気持ちを整理しなければなりません。
これは自分自身を客観的に見つめる作業でもあります。
たとえば、ちょっとした感想を書くにしても、頭の中で思い浮かべるだけではぼんやりしていたものが、文字にすることで「こう思っていたんだ」とはっきり自覚できるのです。
また、文章にすることで、情報の不足や矛盾にも気づきやすくなります。
「悩んだ時は書き出せばいい」
とよく言いますが、この効果は絶大です。
書くスキルを伸ばすために読む
書くスキルを高めるには、まず「読む」ことが大事です。
アウトプットのためにインプットを増やすわけです。
良い文章を自分で書くためには、良い文章に触れるのが一番早い。
いろいろ読んでみる
読んで思ったことを書き出してみる
気に入ったテキストは書き写す
日常の出来事を文章にする
多様な文章に触れることで、自然に表現の幅が広がっていきます。
読んだら必ず書く
書く=アウトプットと考えると、樺沢紫苑氏のアウトプットせよ、を題材にした書籍が参考になります。
「まず書いてみなきゃ」という気にさせてくれておすすめです。
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