流行りに追いつく頃には時代が終わっている問題|バズりの話
最近、流行が巡るスピードがとても速いように感じています。
私はまったく着いて行けていません……。
◆
例えば、インフルエンサーが「これ、めっちゃ良いよ!!」と紹介したコスメ。
それをきっかけに色々調べてみると……ふむ。なかなか良さそうでは?
そう思って、いざ買い物に向かうと、どこもかしこも「欠品中」とのこと。
きっと、私と同じように影響されて買いに走った人がたくさんいたのでしょう。
昨今のインフルエンサーのパワーを実感します。
とはいえ、私だって欲しいものは欲しい……。
一度バズると、次々に使用レビューが上がったりして、ますます欲しくなってしまう……。
しかし、手に入らない……そんな状況のせいでさらに物欲は高まります。
行く先々で「欠品中」の文字を見ることしばらく。
出先で何気なく立ち寄ったお店で、あの人気商品に出会える瞬間が巡ってきます。
手書きのポップには「SNSで話題!」の文字も。
そうだよね、そうだよね。めちゃくちゃ人気だったよね〜!
と、頷きながら、やっとの思いで手に入れたバズりコスメ。
帰宅して使ってみると、さすが話題になるだけのことはあります。
とっても良い……!
——なんて感動は長続きしません。
私がやっとバズりコスメを手に入れた頃。
世間ではまた次の“バズり”が生まれているのです……。
次々に良いものを作ってくださるメーカー様や、新商品を比較・レビューしてくださるインフルエンサーの方々には感謝しかありませんが、スピード感がエグすぎませんか……。
年々流行りに追いつくパワーの衰えを感じて、「まあ、流行ってなくても、自分に合うものは良いものだから……」と、あえてアンテナを遮断してしまうことも増えました。
情報が入手しやすい世の中だからこそ、自分に必要な情報の取捨選択が難しいですね……。
とはいえ、流行りものが好きなミーハーでもあるので、これからも完全にシャットアウトはできず、若干の遅れを取りつつ、時代に着いていきたい所存です。
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