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推しとお話した時のこと

先日、ラジオ番組に少しだけ出演させていただく機会があった。
その時の事を忘れないための備忘録。


つい最近推しができた。
Xを見ていた時、美しい2人が飛び込んできた。
ZIPFMの周年祭の時の写真で、1人は前から大好きな白井奈津さんで、隣にいたのは4月にナビゲーターデビューしたばかりの上野正明さん。ブラウンのお洋服でコーディネートされた2人は雑誌から出てきたような美しい2人だった。

そんな出会いから上野さんのトークを聞きたいと思って番組を聞くようになり、明るくてケラケラ笑うけど、ふんわり優しい雰囲気もあり引き込まれる。そして番組にメッセージを送るようになった。
zipfmのサウンドマインドという番組は、上野さんの担当番組の一つで、心について向き合う番組。
上野さんはうつ病だった過去がある。
私にも、メンタルクリニックに通院していた過去がある。
そのことについてメッセージを送ると、コーナーに出演してみませんか?とメールを頂いた。
当時のことを話すという事をメインに、ディレクターさんが台本を送ってくださった。
台本を何度も読み返して、2日くらいイメトレしていた。

そして、迎えた収録当日…

電話がかかってくる約束の時間には、手がプルプルして息も浅く緊張していたはずなのに、何故かスタッフさんから上野さんに電話を代わってもらった時は普通にお喋りしていた。
良い意味で、すごくナチュラルにお話できた、という感じ。
多分、上野さんの気配りや最初のオフトーク部分で緊張をほぐしてもらっていたこと、ディレクターさんもハイパー気配り上手な方で、子どもを預けられなかったので、途中で中断するかも…と言っていたけど、それでも大丈夫だから困ったら遠慮なく言ってくださいと言ってくださっていたので安心して収録に挑めた。

2週間経ち、オンエアの日がやってきた。
私は声にコンプレックスがあり、自分の声を聞くことが本当に嫌だったけど、聞いてみた。

感想…
妹の声に似てる

聞いてて嫌な感じはせず、妹だと思えば聞けた(笑)

ありがとう、妹(笑)


緊張で上手く話せなかったけれど、上野さんが上手くフォローしてくださって、何とか終えることができた収録。

当時のことを振り返って話した内容の中で、自分ではあまり話そうとは思ってはいなかったけれど、口からぺらりとこぼれた言葉は「早く受診したから倒れなくて済んだ」という一言。
食事、睡眠がままならなくなってきて、なんだか心も体もおかしいぞ…と思い始め、日常生活に支障が出てきたタイミングに受診した私。
多分、「おかしいぞ…?」のサインに目を瞑り、「まだまだいける!」と頑張り続けていたらきっと倒れていたか、プツンと糸が切れる音が聞こえて寝込んでしまうかのどちらかだったんじゃないかと今になって思う。
メンタルクリニックは初診は予約が必須な場合がほとんどだし、行きたいと思ったタイミングから数週間、長いと数ヶ月単位で待たないと受診ができない。
なので、眠れない、食べられない、という症状が受診のタイミングなのだと思う。

メンタルクリニックって敷居が高い、私はまだ大丈夫だと思うけど不安、と思っている人に一歩を踏み出すお手伝いができていたらいいなと思う。

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