![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/171708344/rectangle_large_type_2_5bbf4889af64a72515e1feae42b95e87.jpeg?width=1200)
役者がいなくなっても作品はずっと残る
※映画ネタバレありまくりの感想と感想ファンアートです。
昨日、2025年1月25日の夕方にXのトレンドに上がっていたことで知りました。大山ドラえもんの映画の最高峰(と私は思ってます)銀河超特急が1週間限定で一部映画館で全国上映されると。
『ドラえもん』歴代映画の再上映
— ORICON NEWS【アニメ】 (@oricon_anime_) January 24, 2025
🎞1/24~30
「のび太と銀河超特急」(1996)
「のび太と空の理想郷」(2023)
🔻来週は
「ワンニャン時空伝」「新・鉄人兵団」https://t.co/xbL2hfk52I#映画ドラえもんまつり pic.twitter.com/CnGSGqr2of
その日の夜に早速ウェブでチケット取って、翌日見に行きました。
やはり文句なしに最高でした✨✨✨✨
この映画は旧ドラえもん映画では一番好きで、ビデオテープで擦り切れるほど見ましたね~!
もうね、夢と希望と勇気と冒険とで溢れてます!!!
映画館で当時一度は見に行ったかなと思うのですが、大人になってから見たのは今回初めてでした。
しかもわりと最近、ドラえもん役大山のぶ代さんと、のび太役の小原乃梨子さんが立て続けに亡くなって、その後に初めて視聴したのが映画館での銀河超特急。映画始まる最初から、ミステリー列車が裏山に迎えに来るあたりからずっと泣いてました。
あぁ………もう、小学生時代に毎週金曜日に家族で見ていた旧作ドラえもんの声の人も、のび太の声の人も、もう現世にはいないんだって。だけど。
これから宇宙の彼方のどこへ行くかわからないミステリー列車に、ワクワクしながら乗り込むドラえもんとのび太がスクリーン上で生きている。
そうして素晴らしいクラシック楽曲とともにあっという間に地球が小さくなるほど天高く宇宙へ舞い上がり、これからどんな冒険が始まるんだろう?
最初から期待感抜群の映画ですよね。
結局色々あってスネ夫、ジャイアン、しずかちゃんもミステリー列車に乗り込み。みんなで楽しく安全な宇宙旅行~かと思いきや?なんだか不穏な出来事が続き………とある惑星に不時着。宇宙の果ての果てのその星には、夢の遊園地がありました。
ここまででも十分面白いけど、その後も各テーマの惑星に飛んでレジャーを満喫するとか夢ありすぎますね✨
しかも各惑星でメインキャラそれぞれが大活躍!
のび太の射撃の腕のよさが最高に光る映画‼
スネ夫は少し不憫な感じですけど、しずかちゃんの観察眼や、ジャイアンの勇気。最初から最後まで見どころ満載ですね✨✨
スネ夫はメタ発言がよかったかな。
「みんな映画になると急にかっこよくなる(活躍する)」ドラえもんだけでなくアニメ映画ってだいたいそうかもしれないけど。
この時の、のび太の名言が好きですね。
列車強盗にみんなおびえて不安な中で
「みんな、やっと面白くなってきたじゃない」
その後に続く、のび太のセリフみんないいですよね。
のび太ってこんなに勇気溢れる人だったんだ。映画の時だけかな?
スネ夫の他に、そういえばドラえもんも思ったより活躍してなかったような………ヤバい‼列車強盗だ!→そうだ!どこでもドアで家に帰ればいいじゃん!→どこでもドアにバリアが‼列車から誰も出られない~💦
ヤドリが押し寄せてくるぞ………ヤバい‼→四次元ポケット~が使えない!
しずかちゃんのお風呂のぞいたエッチで変なUFO→足元つまづいた!→まだこんなおもちゃ落ちてたんだ~ポイッ‼
そうか、進撃とかで強すぎて一般兵4000人分というリヴァイ兵長を常に怪我させてたように、みんなが活躍する映画にするためにはどうしてもドラえもんに活躍されては困るんだよね。
ああ………でも、そんな活躍しきれないドラえもんが愛らしいです🥰
「もう~のび太くん!」って言って列車の部屋のベッドを取られて落っこちちゃう、ちょっとドジなところがある大山ドラえもんが好きですね、世代ですからね。わさドラも現代風で可愛い声で好きですけどね🥰
この映画ではのび太くん射撃で大活躍すぎたので、「ドラえもん~!」ってあんまり助けを呼ばなかったような。展望室に行くとき遠すぎて列車内でタケコプター使うくらいですかね。
久々に見たら、しかも巨大映画スクリーンで見たら、やはり子ども時代に見た時のワクワク感と感動は全く変わらず、ついnoteに感想書いてしまうほどでした。
大人視点で初めて見た映画の感想としては、みんな優しいですよね。
のび太は展望室に入ってきれいな宇宙の景色を見た時「しずかちゃんにも見せてあげたかったな~」って。
しずかちゃんが優しいのは標準でいつもなので気遣いすごいねって。
ジャイアンもいつもはガキ大将だけど、のび太やスネ夫はいざという時ジャイアン頼るし、ジャイアンも頼られたら持ち前の勇気で応えてあげるんですよね。頼もしいです。
それと、遊園地の計画は果ての果て星群の存続の危機を救うための、復興のための希望の遊園地だった。子ども時代にはあまりそういったことに意識が向きませんでしたが、ただ訪れた人に楽しい娯楽を提供するだけの遊園地ではなく、この宇宙の果ての遊園地には夢と、そこに住む人々の希望が全て詰まっているんですよね。今見るとめちゃくちゃいい設定ですね✨✨
そうして最後のほうには、のび太たちを昔もんと馬鹿にしてヤドリに乗っ取られ中間管理職やってたアストンが、のび太たちの勇気を認めて反省し、アストンの父が遊園地復興を支援するという流れも最高にいいですね✨✨
一応はこういうところに意識が向くくらいには大人になれた………のかな?
この映画をビデオテープ擦り切れるほど見ていた子どものあの頃よりかは。
なにはともあれ、最高の気分です。映画館でこの映画を再び見れてよかった。明日からまた通常営業、のび太やジャイアンの勇気、ピンチも楽しむくらいの気持ちを忘れないようにしたいです。
最期に、現在私が継続的にファンアート描き続けるほどハマっている名劇作品「ロミオの青い空」のアニタが、銀河超特急で登場する三人組のうちお団子頭の女の子「ジェーン」のコスプレをして白雪姫姿というファンアートのファンアート?を帰宅直後に書きました。
こんなことして伝わるのかいいのかわからないけれど。
今回映画見て一番思ったところを詰めました。
![](https://assets.st-note.com/img/1737878793-eu7HoZUiDgyGXkE3CavhWtbz.jpg?width=1200)