【自著紹介】「こんこん、いなり不動産〜あやかしシェアハウス、はじめます!〜」
【あらすじ】
あやかし達が集まって一緒に暮らせる場所があればいいんだ・・・
人間だけでなく妖(あやかし)の相談も受けている、不思議な不動産屋に勤める亜子は、様々な妖のニーズに応えるために「あやかしシェアハウス」を設立することを思いつく。
キツネ顔の社長・幸吉や人面犬、狸の妖に手伝ってもらいながら、奮闘する亜子だったが、とある事件をきっかけに疫病神に取り付かれて・・・。
こっそり人と妖が共存する町の、不思議な不動産屋ストーリー!
お仕事×あやかしのライト文芸「こんこん、いなり不動産」のシリーズ第二弾です。
今回のお話は、「共生」がテーマです。
人間と妖怪ももちろんそうだし、人間と人間の共生・共存もテーマです。
世の中にはいろいろな人がいて、いろいろな事情を抱えて生きていて、だからこそ少しずつみんなお互いに譲りあわせて優しくできたらな…という願いを込めて書きました。
重くならず、でもいろんな人に知っていただきたくて、高齢者の住宅事情についても触れています。
住む場所は、生きる場所。
その生きる場所をなかなか得られずにいるのは、人間でも妖怪でも辛いことですよね。
主人公である亜子は、人間と妖怪のそれぞれの事情に寄り添い、井成不動産を訪れるお客さんの願いを叶えようと奮闘していきます。
第一作に続きシリーズ二作目の今作も、ぜひお楽しみください!
サポートしていただけたら、何か美味しいものを飲んで執筆頑張ります。