何気ないひとこと
あなたが私に言った何気ないひとこと。
深い意味なんてないんでしょ?言ったことすら覚えてなかったりするんでしょ?
「髪サラサラやね」
なんてことない言葉。この言葉が嬉しくて私は髪のケアに前より一層力を入れた。
「今日かわいい格好してるね」
あなたと会うときは好みを気にして彼好みの格好を意識するようになった。
「〇〇のにおいがする、いいにおい」
柔軟剤かな?香水かな?あなたが好きと言ったにおい、毎回つけるようになった。
こんな特別でもなんでもない、何気ないひとこと。軽いセリフ。
深い意味なんてない。
だけど、私にとっては重い重いひとこと。
ずっと耳に残っている。