不登校児を育てるのに、協力者は必要だ。
夏休み明けから息子の情緒は不安定である。でも、今週に入って少しは落ち着いてきている。
でも放課後等デイサービスにも学校にも行けてはいない。
昨日のデイは家から出ることを嫌がった。臨機応変に息子の気持ちに合わせる先生と私は、「じゃ、今日はお家にしましょうか」と、家で遊ぶことになった。
そして、息子と先生は何やら楽しそうなゲームを開始する。ぴっぐテンと言うカードゲーム。紹介しようとAmazonで調べたらめちゃくちゃ高かったんやけど(笑)
「ママはあっち行って!」ということで、涼しいリビングから、クソ暑い2階に移動する。
せっかちな私は、クーラーで部屋が冷えるのを待つことにイライラする。扇風機2台を強風にして冷えるのを待つ。まぢで、危険な暑さが続いている。
1時間2階で好き勝手、私はゴロゴロしていた。
家に来て先生が息子と遊んでくれる時間が一番ありがたい。
1階に降りると、息子が先生にポケモンのカードゲームをしようと誘っていた。このカードゲーム私にはチンプンカンプンで、本当に難しいのよ。
先生も実はそんなに詳しくないらしく「ちゃぼすけ君に教えてもらいながらやりました」と言っていた。
帰りに先生が「ポケモンのカードゲームに詳しい若い男の先生がいるから、来週は教室に遊びにおいでよ」と息子を誘っていた。
「今日は外に行くことは出来なかったけど、次に教室に行けそうなカードゲームが見つかってよかったですね~。少しずつ頑張っていきましょうね」と先生と笑いあった。
息子のことを親身に一緒に考えてくれる人が、家族以外にいるのは本当に心強い。
そして、今日は通級の日だった。
やはり息子は行くことができなかった。私1人が学校に行き、今の息子の現状を話した。
来週からは、また前のようにオンライン通級にして徐々に学校に行けるようにして行きましょうと言うことになった。
平日の昼から私は仕事に行くことが増えた。そんな時、たまに息子の友達が「一緒に今からゲームをしよう」と連絡をしてくれている。実はこれもママ友が私の為に協力してくれている。本当にありがたい。
そして、仕事終わりに私も息子と散歩をしている。これは結構頑張っている。ポケモンgoを利用しながら楽しく散歩をしている。
もう私1人の力で、不登校の息子を見るのは限界だったりする。周りの人達に助けてもらってばかりだ。ここにはまだまだ書ききれていないが、他にも協力者の方は沢山いる。本当に感謝している。
でもね…こうやって周りに頼ることが出来るのも、大事なことなんだ。どうしていいかわからないから教えて欲しいと言うことはとても大切なスキルだとも思っている。
人に頼るのは恥ずかしいかもしれない。勇気がいることかもしれない。
でもね…私は困った時は頼りまくっているよ(笑)
だって、不登校の子ども育てるの大変なんだもん!
どこか頼れるとこはないか?てみんなに言いまくってるから、情報を沢山くれるのよ。情報は、待ってもこないからね。取りに行かないとね。
地域によってサポートも違うから、地元の情報屋のお友達には助けてもらってばかりなのよ。
そして、仕事の人達にも助けてもらってばかりだ。短時間しか勤務できない私は、「これお願いできる?」と頼むことも多い。指示をすることも多いけど「わからないことあったらいつでも相談して欲しい。」と言っている。現場に行くことはできないけども、そのかわり在宅でみんなの困りごとを解決しようと、私なりに頑張ってはいる。
もう、協力者なしでは、働くこともできないのだ。
こうやって、沢山の人の支えで私は、息子を育てている。本当に毎日感謝している。不便なことも多いけども、不幸ではない。むしろとても幸せな状態なのかもしれない。