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息子が人との繋がりを求め始めた
今息子が求めているのは、訪問看護だ。
もちろん私だって、心の底から求めている。
息子が一番、安心安全に過ごせる家に、誰かが訪問してくれるのがとてもありがたいのだ。
自宅に送迎に来て、息子を連れて行ってくれる放課後等デイサービスもありがたい。ここ最近は家で療育をしていない。施設に行くことが定着しつつある。
遊びに来てくれるお友達もありがたい。
そして、オンラインの居場所でゲームをすることも楽しんでいる。
少しずつ心のエネルギーがたまってきた息子は、暇だと言う日も多くなった。
自分から「腰踏んであげるよ」とか、「外に散歩行ってくるね」なんて言う日もある。洗濯物を干してくれたり料理を手伝ってくれたりもする。朝少し勉強することだってある。家族のお出かけも着いてくることが増えた。
でも、学校に行くことはまだハードルが高い。
息子の小学校は、通級や不登校教室も充実しているように思う。フリースクールも近くにあるし、教育支援センター(適応指導教室)も近くにある。
恵まれている所に住んでいると思う。
みんなと同じ教室に通えなくてもいいんだよ。息子の通いやすい場所は、意外と近くにあるんだよ。少しは外に目を向けて欲しいな〜と思うんだけどね。
なかなか、居場所はあっても思うようにはいかないのよね~。
でもね、いつか息子が子ども達とかかわりを持ちたいと思える日が来たら、いつでもすぐ通えるように情報収集だけは、しっかりとしているのよ。
いざって時が来ても大丈夫なように、私は走り回って情報を集めてるんだよ。
その必死で集めている学校の情報は、今はまだ息子には必要がないけどね。
ただ、訪問して遊びに来てくれる人は求めているようで、「看護師のお姉さんはいつ来るの?」とよく聞いてくる。
私だって、早く来てもらいたいんだけど、訪問看護と言うのを利用するためには、病院を受診して医者に「訪問指示書」とやらを書いてもらわないと、始める事が難しいらしい。
その病院の予約と言うのが、とにかくめちゃくちゃ待ちがあるのだ。児童精神科というのは、どこもかなり混んでいるようだ。何件か紹介された所に電話をかけてみたが、初診が早くて来年だった。
でも、息子の「訪問看護のお姉さんに早く会いたい」と言う思いが強いうちに、なんとしても年内に病院を予約したい!
その思いが通じたようだ。もう奇跡としか言いようがない。12月初めに病院の予約が取れた。
そんな話をまたスタエフでべらべら話している。
上手いこといったら、来月には訪問看護がスタートするのかもしれない。
今、息子は人との繋がりを求めている。今はまだ訪問してくれる大人だけを求めている。それでもいい!少しずつ少しずつ息子らしく歩んで行って欲しいのだ。
不登校の子ども達の居場所は増えつつある。
でも、晴れパンさんの記事にある学びの多様化学校も、まだまだ少ないと感じた。地域差がかなりあると思う。
そして、フリースクールの説明会も行ったけど、お値段の高さも気になるところよ。
今回、私は児童に特化した訪問看護をたまたま見つけることができた。これまた、かなりのレアケースだと思う。他の地域は知らないんだけど、まだこの取り組みも少ないんじゃないのかな?
うちの息子の様に、他の居場所に通うことが難しい子だっていると思う。訪問さえ拒否する子もいるのかもしれない…。
たまたま、息子が、訪問はウェルカムだったのと、身近にそういったサポートを見つけることができただけの話だ。
多分、私達親子はラッキーな方だと思う。
でも、正直なところ全然足りないよ。もっともっとサポートが欲しい。不登校で悩んでる子どもも救って欲しいけど、お母さん達も救ってあげようよ。
めちゃくちゃ頑張ってるんだから…。
働きたくても、なかなか働けないんだから…。メンタルも、だいぶやられたりするんだから…。
私に何かできないものか?いつか何かしてやろう!と、心の中の炎はいつも燃えているのだ(笑)