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繊細で不安が強い不登校息子が少しずつ動き出す

今年になり、引きこもることが多い息子ではあるが、段々外に出ることが多くなって来た。

息子がどういう時なら、人と話せるのか?行動しやすいのか?なんとなくパターンがわかってきたので書き出していこうと思う。

・家でのオンラインゲームなら、緊張せず話すことができる
・家に遊びに来てくれる友達や、デイの先生 とも話すことができる
・子どもが誰もいない空間で信頼できる大人がいる場所には、行くことができる。
・「これやりたい!」という目的の為なら、外に出ることができる。
 私の実家なら、4時間くらい平気でバスに乗れる。
・いつでも、トイレに行くことができる。いつでも帰りたい時に帰ることができると安心感を与えたら、外に出れたりもする。

こんな感じで、家にいて毎日同じことが安心する息子ではあるが、少しずつ行動できたり、親以外の人と話すこともできるようになってきた。
ただ、自分から行動するのはまだ難しいようだ。

でも、家に来てくれる人とは話すことができる。そして、迎えに来てくれたら、行くこともできるようだ。

こうやって書き出してみると、息子が何が不安で、何ならそんなに不安に感じないのか?が段々わかってきたりする。

息子が、「ここならそんなに心配しなくても大丈夫かな?」「ここなら不安じゃない」と思える体験を少しずつ増やしてあげることが大切なのかもしれない。

息子の不登校生活は、毎日同じことばかりをしているように思える。それも仕方がない。息子が、家で毎日同じことを、望んでいるんだもんね。

でも、そんな毎日もなるべく否定せず受け止めていると、ここ最近変化してきた。

息子の口からようやく「暇だ」という発言が飛び出してきたのだ。

遂にこの時が来たか。

ひま、ひま、ひま~何したらいい?

暇と言われても、こっちは毎日めちゃくちゃ忙しいんだよぉ。
それは、あなたの問題ですよね~。
まぁそこまで、冷たく突き放すことはしないけど、そっか~暇なんだね~と、受け止めてはいる。と言うより、そうやって受け止めて聞くことしかできないのよ。

以前もあったよ。息子のひまひま攻撃が、鬱陶しいくらいあった。その度になんとかしてあげたい!と、色々動いてきたけどね。でも、暇だからと言って色々提案しても、そこに行くまでの元気はなかったりするからね。だから、「そうなんだね」と言って息子の辛さに寄り添うくらいしかできなかった。

ただ、息子は行動することができないけど、私は息子の知らない所で沢山動いているんだけどね。明日もフリースクールの合同説明会に参加して、情報収集しようと思ってるしね。
今日も通級の先生と、息子のことで色々相談もしたよ。

そしてデイの先生とは、かなり密に話をしている。今一番息子が行動できる場所が放課後等デイサービスだからね!
今までは、同じ先生ばかりが息子を担当をしていたけど、ここ最近ポケモンに詳しい新しい男の先生も息子を見てくれるようになった。初めは人見知りをしたり、なかなか警戒心が強かったけどね。昨日は、その新しい先生とサッカーをしたり体を動かしてくれた。

こうやって、同じことのなかから、少しずつ変化を起こしていく!を、私は大切にしている。
そんな私は、今日もデイの先生に「息子に、こんなん試してもらえたりしますか?どうですか?」とプレゼンをしてみた。

なかなかいい反応であった(笑)

私1人で不登校息子を動かすことはできない。
はっきり言って無理だ。
でも、私と息子には味方がいる。身近な協力者と一緒に、息子を育てていきたいと思っている。

オリジナルで最先端な不登校子育てに、協力者は必要なのだ。



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