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子どもが不登校になるのが怖かったびびりママ時代

今日から、始業式という学校が多いのかな?長~い休み明けというのは、大人もそうだけど、ほんと行きたくないよね。子どもなんて、なおさらだよね。

息子が学校に通えていた3年間は、行き渋りなんてなかった。だから始業式にぐずって大変だったという思い出は、一切ない。

息子は行き渋りもなく、ある日突然不登校スタイルである。

見た目はふつうっぽい。目立ったトラブルもない。
でも、人からはわかりにくいけど、確実に困りごとがある息子だった。

凸凹はあるのに、病院に行っても診断までには至らないグレー。勉強も理解できるところもあるけど、苦手なところもある。努力したら追いつくんじゃないのか?と勘違いしそうになる境界知能。

そんな息子だったので、不登校になる確率は当然高いと予想はしていた。不登校になる前から、私なりに事前に不登校の勉強をしておいた。

居場所も、学校外(放課後等デイサービス・習いごと等)を確保していた。勉強の遅れをフォローするために、年長から個別塾にも通わせていた。学校の担任には毎年配慮をお願いしていた。

私の中では、事前準備は完璧だった!

でもね。どれだけ頑張って予防していても、努力しても、息子は不登校になった。なる時はなるんだねぇ〜。

ただ、事前準備をして何がよかったかというと、そこまでパニックにならずにすんだのがよかった。まぁド派手にnoteとスタエフで暴れまくっている私が言うセリフなのかって感じもするけどね。

とにかく、息子が不登校になる前は、不登校になるのが怖くて怖くて仕方がなかったんだ。
不登校にならないように、必死だったびびりママだったのだ。

でも、不登校になって思うんだけどね。あの時怖くて怯えていた未来を、今歩んでいる真っ最中に思うことは、案外何とかなるよってことだ。

ほんとに何とかなってるのよ~大丈夫よぉ~と、過去の怯えていた私に伝えてあげたい。
もちろん、未来に不安はあるよ。

でもね、例え、今息子が不登校ではなく、学校に通えていたとしてもきっとなんかしらの不安はあったはずだ。学校に通えているから大丈夫な訳ではない。学校に通えていたとしても、通えてなかったとしても、不安はつきものである。

大事なことは、学校に通えているから安心だと言うわけではない。
ただ圧倒的に、学校に通っている子ども達が多いから、なんとなく安心感はあるんだけどね。

学校に通ってきた私が、通えない子どもを育てるのは、大変難しいんだけどね。
今までの価値観を捨てまくり、新しい価値観にアップデートしながら、カチカチ思考から柔らか思考にしていく作業は、苦しくてしんどいんだけどね。

でも、私の心を自由に生きやすくしてくれるのも事実なのよ。

周りの人達と違う子育てと、ハプニングがある生活に慣れてくると、不思議なもんでね。
他人の目なんてそんなに気にならなくなってくるのよね。どう思われてもええわって感じで、遠慮なく自分の思ってることも言えるようになるから、ストレスもそこまで感じない。
昔よりだいぶ自分勝手にわがままに生きていると思うんだけど、周りの人に恵まれて助けてもらってばかりだ。

死ぬこと以外はかすり傷だと思って生きているからだろうか?不安過ぎて眠れない…なんてこともなく、毎日爆睡である。

とにかく、過去のびびりママだった時代の私に言いたい。

そんなに焦んなくても大丈夫。
そんなに、厳しいママやんなくても大丈夫。
安心してください。
近い将来、ちゃんと息子は不登校になります。

でも、辛いんだけど、楽しいこともいっぱい待ってるからね。

過去の、びびりママ時代の私へ
涙が出るくらいあなたは、一生懸命だったね。不登校にならないように、息子に辛い思いをさせないように、必死に動いていたね。不登校にはなったけど、あなたのせいではないんだよ。何も悪くないんだよ。息子は、今日11歳になったよ。笑って元気に過ごしてるから、安心してください。

過去の私への手紙






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