不登校の子育ては大変だからこそ、夫婦の協力が重要
賃金を得られる仕事のことを、ペイドワークと言い、子育てや、家事、介護などの仕事はアンペイドワークと言うそうだ。
ここ最近この言葉を知る私である。
お金を稼いでいる仕事の方がなんだか評価されがちだが、決してそんなことはない!
そして、男性が働くものって思われがちだけど、女性がペイドワーク(賃金を得る仕事)をして、男性がアンペイドワーク(子育て・家事など)をしたっていいんだ。
私の夫は、どちらかと言うと子育てに非協力的なタイプだと思う。でも、それは彼が激務な仕事を選んでいることも、大いに関係していると思う。
要するに働き過ぎである。
夫は一度息子が赤ちゃんの時に仕事を辞めている。転職活動中で家に居る時間が長かったので、あの時は子育てにも協力的だった。余裕があったんだろうね。
とてもしんどい赤ちゃん時期だったので、夫が一緒に協力してくれてとても助かった。
息子は3歳で凸凹がわかり、現在は不登校だ。
1番協力して欲しい時に…
1番相談に乗ってもらいたい時に…
彼の(ペイドワーク)は激務すぎ、子育てに協力なんてしてくれなかった。
きっと余裕がなかったのだ。
でも、私だって賃金を得ていないアンペイドワークとやらが、激務だったのだ。
こちらだって、全く余裕がなかった。
でも、昔の私は、まだまだ、お金を稼いでいる人の方が大変で、夫の方を優先してあげないといけない!夫に迷惑をかけてはいけない!せめて、家族に迷惑かからない程度のパートにしておこうと、色々我慢をしていたような気がする。
でもね…これってどちらが大変とか、偉いとか、ないよね。
どちらも、大変だからこそ、思いやりと、協力が必要なんだと思う。
でも、落ち着いた話し合いなんて、昨年の不登校なりたての時期なんてできなかった。
もう、夫婦仲はかなり冷え切っていたし、何を喋ってもお互いイライラしていた。
ただ、息子の不登校が長引き、引きこもるようになり、不登校の息子をどうにかしたい!て気持ちは夫にもあったと思う。
息子が、私達夫婦を少しずつ変えていったのかもしれないな~。
私1人がガムシャラに頑張って子育てをしても、やはり不登校の子供相手の子育ては難しい。
夫の協力は必要だと思った。
少しずつ、私の方から歩み寄る努力をした。
私の方からは、譲れないポイントだ笑
そして、私だって、外へ出て仕事をしたいという気持ちも出てきた。
そして、3月から少しずつ働き出した。これがまた気晴らしにもやりがいにも繋がっている。
とにかく、不登校の子育てというのは、特に夫婦の歩み寄り、協力がとても重要なことのように思う。
なんども、諦めそうになるくらい宇宙人の夫と対話をしてきた。
かなり根気と工夫がいった気がする。
夫のことを色々noteには書いているが、かなりクセはあると思う笑
共感力や、寄り添いというのに欠けている男だ。
普通に話し合っても、言葉が通じない時だってある。
私の方から「ありがとう」を言うようにしたり、私の方から上手いこと甘えてみたり、私の方から褒めていったりしている。
本当に面倒くさいけど、最近やりやすくなってきた。
子育ては本当に大変だ。
賃金を得る得ないに関わらず、どんな仕事だって大変だ。
どちらも大変な中、どうやってお互い思いやり協力していくのか、今後の夫婦の課題だ。