君たちは君たちはどう生きるかをどう感じたか
いまさらですが、まだ映画館でやってますね、スタジオジブリ、宮崎駿監督の「君たちはどう生きる」かを観てきました。公開後相当経過した作品かつ雨の平日の夜ですので、今日もガラガラの新宿ピカデリー。
宣伝なしで公開に踏み切ったことでちょっと話題になっていましたね。宣伝しようがしまいが、まあどうやってもそれなりの興行収入にはなるんでしょう。と言うか、相当な売上あげてるっぽいですよね。
23年夏頃に公開されたはずで、特にネタバレ情報を覗いてみたとかそういうことはなかったんですが、だだ漏れ聞こえてくる評判。そんなわけで、面白さを期待して行ったわけでもなく、だからこんな変なタイミングにふらっとという感じでもあったんですが、まあ、そういうことです。
観て感動したり、すごくワクワクしたり、面白かったり、何かを考えさせられたわけでもなく、誰かに強くお勧めしたいというものでもなく、鑑賞前に想像していた以上でもなく以下でもなく。なので不満もなく、しかし細かく書きたいこともないので、キーワードのみで感想など。
感想:壮大な世界観、難解なストーリー、理解できない展開、伝わらないメッセージ、絵もアニメーションもジブリ
印象に残ったこと:3.5頭身ババアと普通頭身ババア、真っ白しろすけ、トトロの秘密の小道、圧倒的なキムタク感、グロテスク、しれっと姉妹をくっちゃってるパパ
宮崎駿が晩年に商業的な娯楽に寄ったアニメーション映画ではなく、真にただやりたいこと、表現したいことを具現化しただけのもの、と言う理解をしました。本人的には色々なメッセージをこめているのでしょうけれど、僕みたいな浅い人間が理解しようというのはおこがましいかなとも思うし、そもそも理解できないだろうなあとも強く感じるので、とりあえず観たという経験をもって、良しとすることとします。
ところで声優陣の情報全く知らないまま観始めたんですが、まじでキムタクだけは、一瞬でキムタクですね。ハウルの時もそうだったけど。他の声優陣、菅田将暉だ、あいみょんだ、柴咲コウだ、大竹しのぶだ、なんだかんだ有名どころが揃っていたようでしたけど、エンドロール見ずに気づけたのはキムタクのみ。おそるべし、キムタク。いつでもキムタク。どこでもキムタク。