ワンダーボーイのオリジナルとリメイクを遊んだ話
ご覧いただきありがとうございます。
38、39本目
ファミコンを遊んだことがある方、クリアできなかったゲームといえば何をあげるでしょうか。ファミコン国民投票でもこのお題がありましたが、上からトップ5がたけしの挑戦状、魔界村、高橋名人の冒険島、コンボイの謎、マリオ2とありましたが、私は冒険島に投票しました。
他4本はクリアしたことあるので、今なら冒険島もやれるか?と思いファミコンから起動してみたのですが、ソフトが認識しなくなっていました…
改めてこれだけ買い直すのもなーと気が引けていたのですが、そういえばこのゲーム、ワンダーボーイというゲームのキャラ差し替えだったことを思い出し、積んでいたPS4のワンダーボーイ アルティメットコレクションというゲームに収録されていたのでそっちをやることにしました。トロフィーも取れますしね。
ちなみに昔はボスを見た記憶がないので、1-3か1-4までしか進めてないと思います。
■どんなゲームか
ぱっと見オーソドックスな横スクロールアクションなのですがバイタリティというゲージがあり、食べ物をとるとこれが加算され時間ごとまたは岩に躓くと減少、なくなるとミスになるといった回復できる制限時間のようなものがあります。走りつつ食べ物が目に入ったら取得するだけでミスは回避できますが、これが困難なステージがあったりします。
それ話は後ほど。
また、システム面だと各ラウンドにドールというアイテムがありスコアが2倍になるものではありますが、これを全て回収しないと最終エリアにたどり着けない仕様となっています。
しかしこのアイテム、序盤はラウンド上に設置されていますが、2-4から特定の敵や岩に体当たりしないと出現しなくなるラウンドがいくつかあります。わかるか!
ドルアーガの塔のように、これの口コミが当時のコミュニケーションになってたんでしょうか。
アルティメットコレクション版にはドールの場所が記載されたマップがゲーム中に確認できるようになっていますので、ネットで調べなくとも安心です。
次に操作面。ジャンプの挙動がちょっと特殊で、助走をつけないとジャンプがかなり低いです。ほんの少しでも助走があれば高く飛べるのでこれはしっかり出せるようにしたいところです。
次にアイテム系、全てなぜか卵から取得できます。武器は石斧で、これがあるのとないので天地レベルで難易度が変わります。持っていれば当然敵を倒せるようになるというだけの話なのですが、特に4ラウンド目(○-4)ではクモが通路を塞ぐ形で配置されており、石斧がないと相当難しい掻い潜りをするはめになります。これ、絶対クリアできないようになってしまってるだろと思ってましたが、PS4版とリミックス版を遊んだあとにPS2版をプレイした際、石斧なしを挑戦するはめになったのですが、かなり時間かかりましたがクリアできました。不可能だと思ってたのでちょっと感動しました。
あとは有名な気がする後退できないスケボーですね。これは前ジャンプの飛距離も伸びるので一長一短だとは思ってます。まぁ好みの範囲じゃないかなーと。
最後に無敵アイテムの天使。取得するとプレイヤーの近くに設置されますが、離れていっても画面から消えるまでは無敵です。これを覚えてるだけでも結構攻略に影響出ると思います。
一応死神もありますが、これはバイタリティを減らすスピードがあがるだけのマイナス要素です。以上!
■攻略面だらだらと
1エリア4ラウンドが8つ、合計32ラウンドあるわけですが、3-1からもう難しい。岩やたき火をジャンプで越えつつスクロールした先に初見殺しが設置されることが増えるため、慎重に進まされることが増えます。一応これくらいならまだがんばれましたが、多分鬼門となる4-2。見た目は山を登って下るようなラウンドなのですが、食べ物が異様に少なく他のラウンドと違って慎重に進めることすら許されませんでした。また、このラウンドで気づきましたが段差の角にも躓きポイントがあります。ただでさえバイタリティのキープが難しいなか、減ってしまうポイントが大量にあるので注意が必要です。本当に難しかった。あとはゲームの説明でも触れましたが、ミスをしてしまい石斧を失った後も基本地獄でしたね…。
そして7-2、ここは海ステージなのですがゴール手前の足場が乗った直後に垂直大ジャンプを決めないといけなくてここも相当時間使いました。
この先8-3のゴール前がこのゲームで一番難しいと言われている場面のようですが、石斧もあるし(たしかなくても手前で取得できる)垂直大ジャンプもしなくていいので、こっちの方が簡単とまで思っていてそんなに苦戦しませんでした。
あとはまぁとにかく石斧とバイタリティをキープすることだけを考えてそのままクリア。
■リミックス版
結構変わってます。特徴は以下です。
・全体的に簡単になった。
というより難しい場面が削除レベルの調整が入った様子。
・難易度選択ができる。
PRACTICE…常に無敵、ボスがいない。ステージの下見にいいかも。
NORMAL…ラウンドセレクトできる通常プレイ。
ONE COIN…通しプレイ。残機は10。
・ミスしてやり直してもすぐ武器が拾える。
まぁ元がなかったらクリアできるか危うくなるので助かる。
・武器の溜め打ちができ、岩を消すことができる。
これでさらに簡単になる。
・さらわれたはずのヒロイン、ティナが使える。
武器…ブーメラン。ちゃんと戻ってくるが画面に3つまでしか出せないので
石斧と比べると連打ができない。
乗り物…これは原付でしょうか。なんと後退もできます。便利。
■高橋名人の冒険島との違い
せっかくなのでこちらにも触れます。ここも箇条書きで。グラフィック差し替え系は基本割愛します。
・コンテニューするためにはアイテムを取得する必要がある。
・ドールがポットに差し変わったが、全て集めなくてもエリア8いける。
・石斧の上位互換にマジカルファイヤーというものがあり、岩が消せる。
・フルーツが大量に獲得できるボーナスステージがある。
■さいごに
アルティメットコレクション版なら大ジャンプをワンボタンでできたり、どこでもセーブできたりしますが、単体だけやるならリミックス版がおすすめです。リミックス版は難易度について賛否あるようですが、私は元の難易度が難しすぎると思ってるので、クリアできるようになってる分にはいいんじゃないかと思ってます。アルティメットコレクションには全シリーズ収録されてるので、全部やりたかったり何が何でもオリジナルやりたいとのことならそちらで。
くどいですが難易度はかなり高めなのでそこだけ注意です。変なとこでセーブしちゃったら大変ですからね。私はもうオリジナル版は勘弁と思ってますが、アストロシティミニも全クリするなら避けて通れないようですね…
いつかもう一度遊びます…
アルティメットコレクション
PS
Nintendo Switch
リミックス
PS
Nintendo Switch
STEAM