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【ネタバレあるかも】ファミコン探偵倶楽部シリーズを遊んだ話

ご覧いただきありがとうございます。

41~43本目

1作目の消えた後継者と2作目のうしろに立つ少女のリメイクが今から3年ほど前に発売、その日に購入はしてましたが積んでいて、新作笑み男が発表された際に今だなと思い遊び始めました。
本当は8月頭から始めて笑み男発売に合わせてと思ってましたが、ここしばらく生きてなかったのでちょっと落ち着いた9月且つ週1でゲームする時間と精神を無理やり作り進めてました。長時間するタイプのゲームではなかったのでなんとか続けることができました。

このゲームはシナリオをひたすら読むタイプのゲームなので大きなネタバレになるようなことは書いてないつもりですが、特に感想などで軽く内容には触れるので、そのあたりで察してしまうようなことは書いてるかもしれません。なので注意喚起一応入れました。そこだけご了承のうえでご覧ください。できれば先にゲーム遊んでほしい。


■どんなゲームか

1、2作目はリメイクなのですが、オリジナルは1988年と1989年にファミコンディスクシステムというもので発売されました。1作目昭和!ご存じですかディスクシステム。ファミコンの周辺機器なのですが今回は割愛。自分で書いといてなんですが話ずれちゃいますしね。なんだったら実物でちゃんとゲームしてるとこ見たことないので詳しくもないです。ツインファミコンはあったのですが、そっちもディスクシステム使えない状態になってまして…

さてゲーム内容。ありていに言えば推理ものです。もちろん自分が探偵。立場は助手ですけどがっつり推理します。基本的に話を聞いたり特定の場所を調べたりと、コマンドを選びつつたまに気になる場所をクリックして事件の真相に近づいていきます。
だいたい話を読みながらなので、流れ的に何していいかわかるようにはなってると思いますが、万が一わからなくなってもそこそこ総当たりでなんとかできるのと、このリメイク版からだと思いますがコマンドに変化があると文字が黄色になっててわかりやすいのでそうそう躓くことはないかなーと思ってます。
操作は全く難しくないので、気になったらとりあえずやってみましょう。声がない方が言い方に考慮してか、声OFFもできます。



■消えた後継者

1作目のリメイク。
ある財閥の家主が財産相続のことを記載した遺書を作成した途端に死亡し、さすがにこれはと思った執事からの依頼を受けるといったところから始まります。
シナリオ面については触れずらいので一旦気になった所をあげると、コマンド以外に自分で文字を入力する場面があったりと、結構ちゃんと推理する必要があります。ただ選ぶだけじゃないのは個人的に好きです。
まぁ操作面はそれぐらいで、せっかくなので見た目で気になった点もいくつか。土蔵に入る場面があるのですが、なんとそこにおそらく中身入りのファミコンの箱がありました。オリジナル版からあるようですが、リメイクされた今の時代で見ると全然ありえそうですね…。あと調べ忘れたかもですがディスクシステムもありました。骨董品と言われるそうです。うーんまぁそうか40年近く経ってると間違ってはいないか…?
他には時代が時代なので、すごいいい感じの街並みがきれいな絵で見れるのもよかったです。高い建物がない!この手の絵面を見るとまぁ私がいたとこの方が田舎だが?とゲームにマウントをとりながら懐かしんでいます。とはいえ街並みだけは探せば以外に変わってないとこってあると思いますが。昔の気温はよかった。
プレイ時間は8時間ないぐらい。このゲームはフルボイスなのですが、私は文字を一括で表示して自分で読み、ボイスは切りのいいところで次のテキストに切り替えるといった遊び方をしてます。たいていの人ってボイス全部聞くのでしょうか。

終わった感想的なことを軽く書くと、複数の村人が見た同一人物はなんだったんでしょうか。それだけ気になってます。



■うしろに立つ少女

2作目のリメイク。1作目より2年前の話です。
ある生徒が川で死亡しており、その理由を調べていくとなんかすごいことが発覚しておやおやおや?といった感じのストーリーです。
調査する場がほとんど学校なので、行動範囲がちょっと狭くなった感ありますが、最後の最後で謎が解けてなんだってー!ってなること間違いないと思うで、シナリオ面で大変オススメです。
操作面は前作と同じですが推理はたしか全部選択肢で、全部かわかりませんが間違っても先に進みます。あとは推理に関係ない選択肢もやたら出ます。どういう影響があるかは伏せますが、一度クリアした後に私はやり直しました。
見た目で気になったのは、前作の土蔵のときと近しいものですが、ある壁にラクガキを見つけたのですが、これもリメイクならではっぽい内容でした。他には回想場面で一部の物が変わるのが細かくて好きですね。電話とか。
こちらもプレイ時間は8時間ないぐらい。

感想的なものは
・クズは他人の人生を壊すので隙を見せずに関わらない。
・噂でしかないものを妄信して素人が手を出してはいけない。
・言う時は下手に出ず言った方がいい。仮に自分への事故的なダメージ大きくても。
といった感じですかね。経験上で思い当たる節もあるので色々考えさせられました。



塗りつぶしは大きなネタバレになると判断した部分。

■笑み男

3作目。完全新作。4作目かと思いましたが3作目っぽいです。
そちらはサテラビューにあった模様。これ書くまで存在を知りませんでした…。ご存じですかサテラビュー。余計知らないので話止めますすみません。そちらはBS探偵倶楽部って名前ですが、今作はファミコンのままなんですね。外伝的なやつだからでしょうか。プロデューサーも違うようですし。だからナンバリングって扱いじゃないのかな。

話を戻して笑み男のことを。1作目から2年後の話です。事件解決の協力要請を受けて現場にいったら遺体の顔に笑顔が書かれた紙袋が被せられていて昔に類似した事件があったという観点と、これって都市伝説の笑み男じゃんとオカルトを観点とした2つの視点から調査していって真相にたどり着く、といった具合で話が進みます。主人公以外の視点も多めにあるので、事務所全員で協力して操作してる感がちょっとあります。
システム面は1作目と2作目のいいとこどり+更に詰みにくくなったって印象でした。1作目以上にがっつり推理するけど、2作目みたいに間違っても進む、そして考えるコマンドを選択すると何するかだいたいわかるので更に詰みづらいって具合です。

気づいた点だと過去作からのキャラクターも出ます。ゴージャスさん好き。スタッフロールみるとまだいそうですが、いったいどうやって会うんだろうか。あとは駅の改札が最近自動化されてきてるというのをみて、あーこの頃ぐらいからなんだーって見てました。

プレイ時間は9時間ぐらい。
感想的なものは
・自分が知ってることが全てとは限らないし、正しいとも限らない。自分の正しさに結び付けるなど言語道断。
・友達だろうが家族だろうが自分じゃなければ他人。何を言おうがどう考えようが絶対に変わらない。
・これCERO Cでいいんだ…

最後以外は感想というより自戒ですね。日ごろから気を付けてるつもりですが。

■さいごに

1作目は推理に重きを置いて、2作目はシナリオというより人間ドラマに重きをおいた印象でした。3作目は途中で書いた通り良いとこどりです。シナリオの結末はプロデューサーが公式動画で仰っていた通り賛否あるかもですが。
遊ぶ順としては1から順にをオススメします。1作目自体が最初にやったほうが仕掛け的に面白いのと、3作目が過去作の話やキャラクターも出てくるため、順番がいいかなと思います。
それにしても原作のディスクシステム版など、過去に出た分のDL版がもう買えないのは痛いです。もっと早くこのゲームの魅力に気づいていれば…
そのあたりはもう望み薄かもですが、BS探偵倶楽部の方もリメイクかNintendo Switch Onlineに来てくれるんじゃないかなと勝手に思ってます。頼み申しますぞNintendoさん!

■余談

今回みたいなゲームをやると、自分の疑問に思ったことを調べたり他人の考察を見たりすることがあるのですが、ボリュームが薄いといった意見をちょいちょい見かけました。この方々は何を基準にそういうことを思うのか気になります。
ゲームの内容自体の話ではなく多分プレイ時間のことを言ってると思っていて、そのあたりはフルボイスゲームだとセリフを全部聞く派か途中で飛ばす派で大きく変わると思っているのと、アクション要素が強いとより人によってクリア時間変わってくるとも思い、単にその人がうまくてサッとクリアしてしまっただけならそれでもボリュームがどうこうって意見出るのかなーと。
または本当に内容のことを言ってるのであれば、同ジャンルでボリュームに満足するゲームは過去にあったのか。この話ちょっとだけしてみたい。まぁ周りにこの手のジャンルどころかゲームそのもの、ましてや本を読む人すら周りにいないのですが。



消えた後継者(Nintendo Switch)

うしろに立つ少女(Nintendo Switch)

笑み男(Nintendo Switch)