見出し画像

「WiFiが時々切れる」原因がドライバーの仕様だった時の話

今回の記事は、変わった原因で「WiFiが時々切れる」症状が発生した時の話を書いて行きたいと思います。

いつもの如く、ユーザからの「WiFiが時々切れる」と言う連絡から始まります。ヒアリングで分かったのが、オフィスだけで発生する問題で、自宅では全く問題ないとの事。

環境に原因があると推測しましたが、ユーザの席の近くには、WiFiアクセスポイントがあり、遮蔽物もないのでそれも考えられない状況でした。

そのオフィスは、Wi-Fiローミングが可能なようにSSIDを同じしていました。PCの接続状況をコントローラ側で確認すると、席から遠いWiFiアクセスポイントへ接続をしておりました。

周りの方は近いWiFiに接続しているので、PCに何か違いがないか調べると
ユーザのPCは新しく購入したばかりで新しい規格に対応していました。

アンテナが切り替わるたびに接続が切れている模様です

インターネット上の情報で、一次リソースは見つけられなかったのですが、ドライバーの仕様で、規格の新しいのから接続する模様だと推測しました。

さらに経過観察すると、近くのアクセスポイントへ切り替わる症状が発生しており、ひとまず切断の原因がわかりました。

暫定定対策で、ドライバーのプロパティを変更して、新しい規格を使わないようにしました。

実機とは違います、イメージです。これがユーザには大不評でした。

恒久対策は、WIFiアクセスポイントの刷新を行い統一規格にする事になりました。(計画は合ったのですが、この件が後押しになったようです。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?