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本当はマジックよりお笑い芸人になりたい

私今年で5年くらいマジシャンやっているのですが、本当はマジシャンよりお笑い芸人になりたいんですよ。

ただ自分で面白いネタが書けるわけでもないし自分自身が面白い人間でもないです。

私はマジックを始めた時はお金を稼ぐための1道具に過ぎないと思っていたのですが、今よく考えてみると誰かを楽しませるため代替え案だったのかもしれません。

本当は自分の一言や話で笑わせたいけど、そうしても難しいのでマジックを始めたように思います。

そして今私の行うマジックには必ず笑えるポイント、白けるポイントがございます。

ただ笑えるだけでないのは私がマジシャンとお笑い芸人のちょうど真ん中でありたいからかもしれません。

あまりに笑いに特化しすぎるとマジックが薄れてしまうのであえて滑りを入れてマジックの不思議さとのバランスをつくっています。

そんな感じでマジックにもお笑いにも特化しないのが私のスタイルでありモットーです。


ここでこういうのは良くないですがマジックに笑いのエッセンスを取り入れる的なスタンスでコメディマジシャンを名乗る奴が嫌いです。

マジック90%に笑い10%とかいうのは10%に逃げてるように感じるからなのですが私はマジックもお笑いも大好きなのでどちらかが無碍にされるのが好ましくありません。

そういったどちらかを軽んじた考え方で人を楽しませるというのはお客様にも失礼に感じます。

マジック中にやればウケるけど、そうじゃない時にやれば滑るっていうのは本当に中途半端だと思います。

こんな感じの考えがあるからこそ、私はマジックだけでも、お笑いとしてのネタだけでもウケるものを演じているつもりです。

マジックの中に仕込んでいるネタも単体でやってもそれなりにウケる自負はあります。

そういう意味でも私はどちらかに特化するわけでないコメディマジシャンであろうと心掛けています。


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