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ストリートマジックの極意 第14弾 同業他社とのコミュニケーション

ストリートマジックの極意 第14弾 同業他社とのコミュニケーション

 今回の内容は他に同じようにストリートでネタを披露している、つまり同業他社との関わり方についてまとめていきます。

路上パフォーマーとのコミュニケーション

 同じ場所でパフォーマンスを行うことになればそれすなわち自分のライバルになる訳です。しかしながら路上パフォーマーといっても種類も豊富ですのでそれぞれのパフォーマーによって対応が違いますので細かく確認していきましょう。

ストリートミュージシャン

 まずはストリートミュージシャンの方達との関わり方です。正直この方達が一番厄介です。なぜならば音楽を流している間ずっと集客ができ、途中止まったと思ったらトークからの投げ銭タイムに入ります。そして何よりマジックと違い途中からでも参加ができるのでめちゃくちゃコスパがいいです。ですのでこの方たちと関わるコツはあまり近づかないことが得策です。そしてここからはオススメはできないのですがミュージシャンたちが一度集めた客に声をかけに行くことです。ある程度の話術が身についてくれば客を引っ張ることはできるのですがミュージシャンたちからすごく嫌われるので度胸があればやって見てください。(ふつうこう言うことをしないのはストリートでの暗黙の了解です。)

 路上占い

 この方達はお互いが干渉しあうことがすくないのであまり過度に拘らずちょうどいい距離感を保っておくのがベストです。ストリートの中でも客の入りがあまり読めないので恨まれない程度に一緒に稼ぎましょう

ホームレスの方達の雑誌等販売

 こちらは我々のやり方と別種の稼ぎ方になりますのでちょっと対応が変わってきます。個人的な考えなのですが仲良くしてて特別損することはなかったです。他のストリーターと違い自由に話したりする時間が多いので肩身を広げるためにも仲良くなった方がいいのではと思いますが仲良くなりすぎると自分も商売相手になってしまうので気をつけましょう。

ストリートマジシャン

 正統派のライバルストリートマジシャンです。といってもストリートマジシャンのなかのクロースアップメインの場合です。 ステージ系の大掛かりなものはミュージシャンとほぼ同じなので割愛します。
 では完全同業者の場合はどうすれば良いでしょうか。私の考えだと確実に張り合いに行くのがいいかと思います。単純に気をつかってしまえば相手もその空気を察してお構いなくやってきます。ですが張り合いに行けば相手の技量にもよりますが本気を出してきます。お互いに負けず劣らず優先せずするとお互いに稼ぐことができます。相手が自分より優れていれば技を盗めば良いですし、逆に自分の方が優れていると相手が技を盗んできたり撤退したりします。ですので変に気を使いすぎるのはやめた方が良いです。その方がストリート全体が活気付きます。


注意点

 これら基本全てに言えるのですがすぐ隣や近くでネタをやるのは挑発と取られてしまうのでやめましょう。そしてその場所によってルールが決まっていたりするのでそういったことで注意されたら速やかに聞きましょう。逆にルールが守れていない人が新たにきたら親切に教えてあげしょう。

最後に

 ストリートは自由ですが、最低限モラルを守った上での自由ですのでそちらは覚えておきましょう。 

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