PEACH提唱 メーデーtwitterデモ

 PEACHは部活動問題に取り組む全国組織です。このたび、メーデーに合わせ、twitterデモを提起します。#メーデー と #教員にも8時間労働制を という2つのハッシュタグを付け、部活動問題の解決など、教員の労働条件改善の訴えを5月1日(日)にツイートしようというものです。
 ここでは、メーデーについての説明と、より詳しい実施方法についてお知らせしたいと思います。

1 メーデーの起源
 メーデーのきっかけとなったのは、1886年5月1日、アメリカの労働組合が8時間労働制を要求して行ったストライキです。当時の労働者は、低賃金で1日12時間以上働かされるなど、過酷な生活を強いられており、これを改善するために労働者自らが立ち上がりました。当時のスローガンは「8時間は労働、8時間は休息、そして残り8時間は自分たちの自由な時間のために」でした。これが世界中に広まり、「労働者が団結して権利を要求する日」としてメーデー(May Day)と呼ばれるようになりました。

2 今なぜメーデーか

 メーデーは長年、各地の労働組合によって取り組まれてきました。現在でも大小様々な規模で毎年実施されています。しかし労働組合の組織率低下や組合員の高齢化とともに、かつてのような勢いは失われつつあります。
 では教員の労働条件は昔と比べてどうなっているでしょうか。社会からのニーズが増大するにつれ、学校や教員にはより多くの役割が求められ、10年前・20年前と比べて多忙化はさらに進行しています。150年近く前にアメリカで掲げられたスローガンがますます実現不可能な目標になりつつある中で、教員が8時間労働制を求める意義はますます高まっています。

3 twitterデモの方法

  #メーデー#教員にも8時間労働制を という2つのハッシュタグを付けて、教員の労働条件改善を求める訴えを5月1日(日)にツイートしていただくのが基本的なやり方です。この2つ以外に、#教師のバトン #教師からのバトン #顧問拒否  #部活に人生を奪われた #学校における部活動の存続に抗議します #給特法 などのハッシュタグを各自の判断で追加していただいて構いません。
 多くの人に参加していただくため、当日までの間に、PEACHによる呼びかけツイートをリツイートするなど、拡散にもご協力ください。

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