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セールススキル検定3級の勉強方法

①なぜ受験したのか

2級が会社の推奨資格なのですが、3級を所持していないと2級の受験ができないため、というのが一番大きな理由です。
また仕事上営業を担うシーンも多いので、自身の営業の在り方を見直す良い機会にもなるかと思い受験しました。

②試験概要

選択できる会場も多く、開催日時も豊富なので、自分のタイミングで受験しやすい資格でした。
パソコンのある部屋に通されて自分のタイミングで始めるタイプの試験ですので、人それぞれ違う問題が出ているかと思います。
(ですので、以下ところどころ私の試験で出た問題の話がありますが、あくまで参考程度にとどめていただけると...!)

出題形式:CBT択一選択式、択多選択式
出題範囲:セールススキル検定対策テキスト(セールスの教科書シリーズ)を中心に出題
合格基準:182点以上/250点満点
受験会場:全国の受験会場から希望の日時を選択
受験料:9,900円(税込)
引用:https://sales-career.org/examguide/
   https://cbt-s.com/examinee/examination/salesskill.html

③購入した本

購入した本はテキストのみです。(税込 4,950円)
色々調べましたが問題集や過去問はなく、テキストを勉強する以外の方法がなさそうでした。
ただ教科書には難しい専門用語もさほどなく、100ページ程度なので勉強しやすかったです。

新品の教科書は、基本的に協会のサイトからしか購入できないようです。
→ セールススキル検定受験対策テキスト案内

④勉強時間・勉強方法

勉強時間は10時間程度です。
中にはほとんど勉強しなくても合格した人もいるそうですが、私のように慎重派の方は勉強しておいたほうが安心かと思います。笑

勉強方法は以下の順番で行いました。

(1)教科書を1週読んで、各章ごとのサマリーや全体の流れをつかむ
→2~3h程度かけました。
この教科書で全体的に伝えたいことをざっくり把握しました。
約100ページなので、半日カフェでゆっくりしながら読んでもこなせる量でした。

(2)2週目を読みながら、用語の暗記や各章の細かい部分の理解を深める
→これに3~4hをかけました。
セリングプロセスの各単語や順番を覚えたり、第5章のビジネス計数に出てくる「限界利益」「変動費」といったの用語を一つ一つしっかり押さえておけば、肌感覚で2~3割程度は点数がとれるのではないかと感じました。

(3)3週目を読みながら、さらに細かい部分をおさえる
→こちらに2~3h程度を使いました。
さらに細かい部分というのは、例えば第1章のコラムに出てくる「ビジネスマナーの中で特に営業担当者にとって重要なものは何か」といった内容です。こちらは私の試験では出題されましたので、コラムや何気ないところに書いてある文章もある程度把握しておいたほうが安全だと思います。
私の試験では「顧客に嫌悪感を抱かせる性格・人柄」が細かく出てきたので、もう少し覚えておけばよかったと思いました。
(複数選択肢がある中で、「怠惰」や「批判」などを選択するのですが、「執着」などそれっぽいハズレの選択肢が多くて地味に間違えました。笑)

⑤試験結果・感想

私の点数は194点でした。
合格点は250点中182点以上なので、若干ギリギリです笑
ただし、これ以上勉強してもあまり点数は変わらないだろうな、と感じるような試験内容だったので、上記以上に勉強時間を割く必要はないかなと思います。

突然ですが、私は資格試験には大きく2パターンあると考えています。
自動車免許の試験を例にすると、以下の問題が正解になるか不正解になるかの2パターンです。

「夜は暗くて危険なので、注意しないといけない? YES or NO」
パターン①:YES 深読みがなく、純粋な解答傾向にある試験
パターン②:NO 昼も注意しろ、など解釈をその試験のクセに順応させる必要がある試験

個人的に、セールススキル検定3級はパターン①かなと思いました。
なので、回答を選ぶときは変に深読みせずに純粋に答えて良いかと思いますが、そもそも問題をピックアップするところが前述の通りややクセなので、教科書を一通り把握しておいたほうが安全かと思います。

⑥まとめ

繰り返しになりますが、基本的には教科書に出てくる用語の意味を暗記して、教科書の端から端まで理解していれば問題ないかと思います。(全部を丸暗記までしなくても受かります)
試験ではところどころ重箱の隅をつつくような問題が出てきますが、そこが間違ったとしても基礎部分で間違っていなければ合格できると思うので、安心していただければ...!
少しでも資格取得の参考になりますように。

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