次世代のためにとは言うけれど…
市役所で働いていると、なんちゃら計画などで「活力ある地域を次世代につなげる」「未来を担う者のために」などという文言をよく見かけます。
とても良い言葉だとは思います。
でも、「次世代のために」と言っている割には、昔のツケを払わされるような仕事がなんちゃら計画を作っているお膝元の市役所内には蔓延しています。
ある意味、「次世代のために」昔からの課題を綺麗にするというのが今の役割なのかも知れません。
しかし、そう言った後ろ向きな仕事ばかりで、本当に活力ある地域は作られるのでしょうか?
後ろ向きな仕事に注力し過ぎて、前を向いた時に疲弊し切っている状態がよく見受けられます。
後ろ向きな仕事も公務員として社会や誰かの役に立つための仕事であることには間違いはないのですが、「次世代のために」自らが「犠牲」になるのは私は違うんじゃないかと思います。
「次世代のために」という視点も大事ですが、「今」を大事にすることも忘れてはいけないと思います。
今、私の勤めている市役所は求められることが多過ぎているような気がします。
もちろん市民の方から期待をされているという部分もありますが、市役所依存になってしまっては活力ある地域にはならないとも思います。
そのような状況の中で、私に何ができるか。
自分なりに考えて動いていきたいと思います。
1番手っ取り早いのは市長になることですかね(笑)