【市役所】地方創生予算倍増でこうなると予想する
衆議院選挙も公示日となり、いよいよ選挙戦となります。
選挙事務に従事される職員のみなさんお疲れ様です。
さて、選挙後のことですが、地方創生予算を倍増するという話が出てきました。
選挙前に気前のいい話が出るのはいつものことなので実際どうなるかは分かりませんが、本当に倍増されたらどうなるかを予想してみます。
確かに財政状況が厳しい地方自治体が多いことからも予算を確保してもらい、お金をいただけるならありがたいことかもしれません。
ただ、今回は地方創生予算ということなので、単純に自由に使ってともらえるわけではなく、何か事業に紐付けなくてはならないと思われます。
新規事業や既存事業の拡充が条件になるでしょう。
でも、地方自治体が欲しい予算はそういうのじゃなくて、老朽化する公共施設の維持管理や撤去の費用や高騰する職員人件費などのランニングコストの部分を何とかしてほしいのが正直なところだと思います。
おまけに、地方は官民ともに人手も足りていないので、創生しようとしても手が回らないのが現実…。
では、地方創生予算倍増でどんな施策が打たれるかというと…
『超プレミアム商品券事業』
というのが、ズバリの予想です。
同様の事業はこれまでもやってきましたが、地方創生予算倍増ですので、今まで以上に大盤振る舞いしまっせというのが全国各地で行われることになるでしょう。
これで本当に地方創生となるんでしょうか…
もっといいお金の使い方あるんじゃないのかな…
選挙対策としてはいいかもしれませんが、将来を見据えた事業や恒常的にお金が足りてない事業に必要な予算を振り分けるようにしてほしいと、イチ市役所職員としては思うところです。