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ビルド&ビルド

新しい政府の組織ができるみたいですね。

個人的には、この時期のこういう機関の創設はあからさまな選挙対策(特に名称にこだわるあたりが…)だと思う一方で、作るならお飾りのようなものではなく、機能するものになってほしいと願うところです。

それにしても、今さら感がありますし、なんとなく「あった方がいいよね」みたいなかんじで話が進んで、これまでの検証を論理的にやったのかなとかわざわざ創設してまでそんなに仕事あるのかなと思うのも正直あります。

こういう話を見ると、役所は新しい仕事を作ったり、仕事を増やすのが好きというか得意だなと思います。その反面、今までの仕事を減らすとか見直すというのが苦手だと感じます。

本来なら組織として使える資源は限られているので、何かを始めるなら何かを手放したりやめたりするのが自然なはずですが、なぜか仕事は増える一方なのが役所という組織なのかなと思います。足りない部分をどうするかとなると、「頑張る」とかの精神論だけで乗り切ろうとしてしまいがちです。そもそも頑張っている職員がさらに頑張らなければならないって職場としてはかなりヤバい状況ですよね。

「ビルド&ビルド」は言ってしまえば誰にでもできるので、「スクラップ&ビルド」とは言えないまでも「ビルド&スクラップ」ができる組織が健全だと思いますし、仕事を「スクラップ」できるひとを評価することも大事なのかなと思います。
間違っても頑張って働いている職員が「スクラップ」されることがないことを祈るばかりです。

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