市役所の適正人員とは?
我が市役所内では、よく「人が足りない」と嘆く部署があります。
一方で、市の条例で定められている定数は上限に達しており、これ以上採用等で人員を増やすことは難しい状態です。
(会計年度任用職員は定数外なので、そういった人員の確保は可能です)
このような現象はなぜ起きるのか?
考えられる要因としては、単純に業務量が多いというのが第一に来るかと思います。
市役所の業務は多岐に亘っており、また、複雑化しています。
それに対応するためにはやはり人員が必要というのは一理あるかと思います。
しかし、ここで、疑問が生じます。
じゃあ、市役所の業務は何人いれば十分なのか?
ここの議論はなかなかされないような気がします。
なぜ議論がされないのか?
それは、職員個人の能力という変数が大きい分野を視覚化しにくいことや、マネジメント層が業務の全容を把握できていないことなどが挙げられます。
そもそも定数を定めている条例も実態とかけ離れて定められている可能性も否定できません。
いずれにしても市役所業務に対する適正人員を把握することは至難の業です。
全庁的には難しいかもしれませんが、試しに、自分の配属されている係についての適正人員を把握することをやってみたいと思います。
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