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またもやお金配りに思うこと

政府のお金配り施策、今度は住民税非課税世帯を対象にしてみるみたいです。

今年度からの非課税世帯が対象ということですが、新たに対象になる世帯って今の時期だと働き口がなくなったり働いていても収入が減ったりする方よりも年金生活者の方が多いような気がします。これも夏の選挙対策なのかなと個人的には思います。お金を配るのは政策的にも分かりやすいですし、受給者側もそこまで労力かけずにお金をもらえるなら楽ですよね。(今回は年金受給者を除くとかだったらどういう反応になるか見てみたいところですが…)

せめてマイナンバーカードと紐付けした口座に振り込む施策にすれば、マイナンバーカードも普及するし、給付の手間も少なくなると思われるにも関わらず何故やらないかが謎です。そこも政治的な絡みがあるんだろうなと推察してしまうところです。

いずれにしても、持続可能な社会を作るためにはこういう対象者を限定したお金配りをやめたほうがいいと個人的には思います。お金配りをするためには政府がお金を刷り続ければいいんだという主張もありますが、安易に簡単なことに逃げるといつかは強烈なしっぺ返しにあうような気もします。

昔からよく魚を与えるのではなくて、魚の釣り方を教えるのが大事との話も聞きますが、同様に、お金を与えるのではなくて、お金の稼ぎ方を教えたほうがいいと私は思います。

お金が好きなひとは世の中にたくさんいますが、お金の稼ぎ方を教えてくれることってあまりないような気がします。今は情報が簡単に手に入る時代なので、もちろんお金の稼ぎ方も調べればわかるのですが、玉石混交の情報の中でそれを見極めることもなかなか難しいのではないかと思います。

それならば、政府公認のお金の稼ぎ方を教えてあげるという手もあっていいのかなとは思います。ただ、そんな手があるのかどうかという問題もありますが、お得意のルールチェンジをしてしまえば可能では?とも思います。

そんなことをぼんやりと考えながら、育休を取得したことで、少なくなる稼ぎに対して何かしら特別な給付金出ないかなと思う私がいるのでした(笑)

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