6月27日 ガイドのお仕事
6月25日にカルガリー空港からレイクルイーズのホテルまでお送りしたお客様。
偶然にも、この方も40年前に新婚旅行でカナディアンロッキーに来られた方。40周年ということで再訪という方々になります。
お客様がお泊りのホテルに向かう途中、道路際にグリズリーが。
2日連続で、異なる場所でのグリズリーにちょっとびっくり。
よく見ると、タンポポをくわえています。
この日の天気予報は、土砂降り予報。
この辺りでは、~5mmというのが普通の雨。
この日の予報は25~30mm
この地域としては結構な雨予報で、土石流も個人的には心配していました。
クロウフット氷河は雲が下がっており一切見える状態ではありませんでしたので、ボウレイクへ。
ここからの景色でクロウフット氷河が一切見えないことがご理解いただけるかも。
この湖は、40年前には立ち寄った記憶が無いようでしたが、この静かな湖を気に入られていました。
上から見下ろした記憶があるというペイトレイク。
40年前より展望台が大きくなってびっくりされていました。
今年は、まだまだ青いペイトレイク。
これだけ長い間、青いペイトレイクを楽しめるのはとっても珍しいこと。
この色と、遠くに見えるロッキーに感動されていました。
40年前に、展望台から見下ろした湖の印象が強く残っており、その記憶がはっきりとよみがえったようでした。
40年前に昼食に何を食べたのかについては、覚えていない様子でしたが、このレストランの昼食には満足されていました。
こちらから質問をしなくても、
「お昼ご飯、とっても美味しかったです。」
と、おっしゃって喜ばれておりました。
ビッグヒルからの景色
40年前にここで下車をしたのかも記憶は定かではありませんでしたが、一気に坂を上がり、雄大そのものの景色に感動されていました。
昼食からここまでの道中、車内ではかなりの雨になっていましたが、下車の時には小雨となり、いいタイミングで観光ができました。
少し雨に降られましたが、直射日光が当たらない氷河は、足元の氷河の青さえも綺麗に見ることができました。
カナダの氷河はあと20年で無くなってしまうとも言われており、そんな貴重な氷河を歩くという体験が出来、喜ばれていました。
バンフへ帰る途中に
ウォーターファウルレイクへ。
結構な雨でしたが、少し車内で待っていたらほぼ止んでくれました。
逆さロッキーの映る湖に息をのんでいらっしゃいました。
午前中には一切見る事が出来なかったクロウフット氷河。
帰り道で見ることができましたので、写真休憩を。
40年前の記憶をたどりながらの観光。
覚えていることも、覚えていないことも。
それでも、改めてロッキーの雄大さを感じる観光になったようです。