ガイドの仕事-9月11日
前日にカルガリー空港からバンフにご案内したお客様をこの日はロッキー1日観光へご案内しました。
カルガリー空港に到着された際、4人家族の内、お一人、息子さんがビーチサンダルで来られていたのには驚きました。
恐らく本人も驚いたことでしょうね。
なんせ、カナダは既に夏が終わり寒さを感じる季節なのですから。
最初の下車観光場所はキャッスル山
雲が空全体を覆い、低い位置にも雲が垂れ込んでいました。
雨が降る予報ではあるのですが、どこまで降られるかがポイントの日でもありましたね。
写真からも寒さが伝わるのではないかという景色。
つい先日まで半そでで仕事をしていた私ですが、さすがに半そでの上に1枚羽織りました。
クロウフット氷河でもまだまだ雲が多い状況でしたね。
気温は低かったですが、それでも綺麗な湖を見ることができました。
このご家族はアウトドアに精通しているのか、色々と目線が他の方々とは異なる感じがしました。
ペイトレイクでは逆さロッキーが少し映っていました。
遠くに見えるU字谷
日本の山とは全く異なる景色に感心されていました。
昼食前の絶景ポイントでは、ジュニパーの香も楽しんでいただきました。
ここのビュッフェランチはご家族にも好評でした。
皆さんお替りされていらっしゃいました。
寒い時には温かいお食事は絶対ですよね。
美味しい昼食を沢山食べて いざ氷河へ。
ロッキー山脈には珍しいⅤ谷が形成されている場所も近くにあり、地層の向きなどにもとっても興味を持たれていました。
氷河の上は、天候こそあまりよくなかったですが、散策時間最後まで氷河を楽しむことが出来ました。
直射日光が無い分、足元の氷まで青く見ることができました。
この上で撮影した360度カメラでの映像もお客様に後日お渡ししました。
小さくて分かりにくいですが、マウンテンゴートをバンフへ戻る途中に見ることができました。
双眼鏡を代わる代わるご家族で覗いて、こんな断崖を生活の場に選んだマウンテンゴートをじっくり観察されていました。
前の日に空港でビーチサンダルを履いていた息子さん。
実はYoutuberなんだとか。
でも、Youtuberなんですけど、アウトドアのギア(道具)だけでなく、様々なことに精通された専門家だと感じました。
専門家がYouTubeを使って情報発信をしてくれていると受け止めた方が正しいでしょうね。
本を出版されていたり、日本人初の海外メーカーとのコラボ商品を発売したりと、積極的に活動されている方でした。
UL(ウルトラライト)にとっても情熱を持たれており、知識も豊富で、その中で作られたコラボ商品は、是非ともカナダでも売って欲しと思いましたね。
キャンプたか兄 の名で活動されており、コロナ禍に一時的なブームになったキャンプとは全く異なる本格派なので、一歩上を目指したい人には良いかもしれません。
娘さんはデザイナーとして活躍されているようで、キャンプたか兄 のロゴもデザインされたのだとか。
アウトドアの知識をかなり持っている家族だなと思いましたが、息子さんが専門家なのもうなづける感じでしたね。
とっても素晴らしいご家族との出会いに感謝感謝です。