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ガイドのお仕事-7月1日

前日につづいて、BC州にお住まいのご家族をご案内。
この日も雨予報。
ホテルに迎えに行った時、結構な雨でした。
こんな中で観光出来るの?
と心配になる位でしたね。
午後からは天候が回復する予報と、山の奥はバンフよりも天候が良い可能性を信じて観光へ。


1Aを通って動物探しをしながらでしたが、今回は動物には巡り合えず。
モランツカーブでは、下の方に雲があるいつもとちょっと異なる風景でしたね。


モレーンレイクに行く途中も、前日と同様に、車に乗っている時は雨。
モレーンレイクに到着すると雨もあがり綺麗な湖を見ることができました。
少しゆっくりしていると、手前の方だけ逆さロッキーが。


PIKAも我々の目の前に出てきてくれました。
見つけたのはお母さん。
なかなかPIKAが顔をだしてくれなかったのですが、ついに我々の目の前に。

この子はかなりの時間、我々の目の前で草を食べていました。
その姿に結構多くの人が見入っていました。


レイクルイーズの駅も良い雰囲気でしたね。
赤い屋根と丸太小屋。
遠くの空には青空も見えてきました。

ヨーホー国立公園観光でも、ビュッフェスタイルの昼食。
パンプキンのスープは大絶賛でした。
骨から簡単に外れる鶏肉も、お子様に大好評。
前日に続いて、ここでもミートボールの美味しさに唸っていました。

日本のミートボールとは異なり水っぽいこともなく、肉の旨味を強く感じられる味の秘密は…
牛肉の部位にあります。

BC州にお住まいのご家族は、スーパーでこのミートボールとおなじ部位を探してハンバーグを試してみるのだとか。


カナダに観光に来る日本人の実に99%が知らないこの絶景。
レイクルイーズがロッキーの宝石と呼ばれる景色が眼下に広がります。


絶景だけじゃなく、野生動物についても学べる施設があります。
じっさいに毛皮を触ったり、ビッグホーンシープの角を持つことも。

わー、綺麗。

だけで終わって欲しくないロッキー観光。
学ぶって大切ですよね。


スキーロッジとマウントテンプル
マクドナルド氷河も青く見えましたね。

数日前、ツアー会社さえも入場を拒否されたエメラルドレイク。
駐車場とその付近は無法地帯。
この日は係員がいて、商業車用の駐車場に止める一般車を直ぐに移動させていました。
ルールを守らない人が如何に多いか。

かつてこのロッキー地区は、その多くのお客様がツアーガイドのいるツアーに参加していました。
今はレンタカーや自家用車が主流。
そのおかげで、国立公園の規則を守らないどころか、入場料さえ支払わない者さえもいる始末。
ツアーガイドによって、お客様に規則を伝え、一緒に歩くことで規則にそった行動を取ってもらう。知らないから良いのではなく、国立公園の規則を守らない人にはそれなりの罰金を支払ってもらう。法律だけではなく、取り締まる現場での対応出来る人材も必要だと思います。


雪解けに雨が重なり、水量が増しているナチュラルブリッジ。
お子さんはこの水量にとっても驚いていましたね。

滝の近くでは、太陽が出てきて、虹を見る事も出来ました。
最初は雨なのかミストなのか少し分かりにくかったですが、沢山のミストを浴びて気持ちよかったですね。

タカカウの滝を後にしようと車ではしっていると、マーモットに出くわしました。
結構長い時間、間近で観察することができました。

マーモットが居た場所から見たキャセドラル山

最後にスパイラルトンネルに立ち寄ったら、ほぼ待ち時間なく、長い貨物列車を見ることができました。

2日間のあいだ、お子様は終始
「おれ、ここに住みたい」
とおっしゃっていました。

ワーホリで是非とも来てくださいね。

また、お子様に
「中村さんは何でも知ってるね。プロだね」
とのお誉め言葉も・・・

2日間ありがとうございました。

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