見出し画像

長男との旅-4月11日

ほぼ全ての行程が前日までに終了した今回の旅。

この日もまた、私の元同僚との食事と、夕食で私の両親と焼肉に行くということ以外は全くなんのプランも無い日となりました。

ぞれだけ、順調に長男の行きたい場所に行く事が出来たということにあります。

仕事の出張ついでに昼食でも。
という元同僚と東京駅で待ち合わせをして昼食を摂ることに。

長男を生まれたときから知る元同僚は、まるで親戚のおばちゃんのようでした。
長男は、そんな小さな時から自分の事を知っているという認識が無かったですし、キョトンとしていました。

長男が食べてみたいと言っていた、日本の洋食。

オムカレーをチョイス。
私はステーキランチ。
元同僚のチーズバーグパスタ。

夫々をちょっとずつ長男はもらい、全てに唸っていましたね。
日本の旅のほぼ最終日であっても、食べる物全てに唸っている長男。

小さな頃は食べ物に全くと言って良い程興味がなく、昼食を食べさせるのに、1時間半を要することも当たり前でした。
いつのまにか、食べ物に興味を持つようになり、日本で様々な物を食べて唸っている。

小さな頃の長男を考えると想像できませんでしたね。

ほんの一時間少々の時間でしたが、元同僚と楽しい話をすることができました。
長男も、たのしい時間を持てたし、食べ物もおいしかったと満足をしていました。

忙しい中、時間を作ってくれてありがとうございました。
また、地元のお土産を沢山いただきましてありがとうございました。
次回、是非ともたっぷりと時間のある時にお逢いできたらと思います。

ここで、本来なら実家に一旦戻り、色々と購入したり、元同僚や同窓生に頂いたお土産がスーツケースに入るのか、本格的な荷造りをする予定でしたが、長男から思わぬ展開が。

「もう一度池袋に行きたい。」

何やら友達から新たに頼まれたアニメグッズを購入したいとのことで、池袋に連れて行けとの指示。

昨日の時点で足に限界が来ていた私ですが、次に日本に来るのがいつになるのかも分からないし、痛い足を我慢して池袋に。

前日にはあったはずの商品が品切れとなっていた様子。
不本意ながらボールペンを購入していました。

次男へのお土産も購入する必要があり、池袋のビッグカメラへ。
この旅でビッグカメラで色々と購入した物があり、ポイントが溜まっていたこともあって、そのポイント消化で、次男への追加のお土産を購入することにしました。

予定には無かった池袋の再訪。
ついでの次男への追加のお土産。

長男はラッキーボーイなのでしょうね。
そのビッグカメラで発見したのは、秋葉原で見本しかなく商品が品切れとなっていた、巨神兵の全身の置物。

前日のサンシャインシティーの偶然にも出会ったジブリのお店につづいて、行く予定の無かったビッグカメラのおもちゃ売り場での巨神兵との出会い。

ニコニコしながら即座に手に取り購入することになりました。

棚ぼた的に、目にしたものの購入出来なかった物が購入出来た長男。
表題の写真にある念願の柏餅も手に入れて一旦実家に戻ることにしました。

本格的な荷物のパッケージを始め、何とかめどがついたので、両親と夕食に行くことにしました。


初のトラジ
まぁ、トラジに行きたかったわけではなく、焼肉であればどこでもよかったのですが、父親が行ってみたいということでトラジに。

トラジサラダ美味しかったです。

こちらのサラダは名前は忘れましたが美味しかったのと、周りに置いてある野菜の触感が面白かったです。乾燥した野菜な感じでしたね。

ひとまずセットメニュー的なものを注文し。

箸休めというか、父親のおつまみ系も注文し。


長男憧れの和牛のお寿司も注文

ミスジ

黒毛和牛の盛り合わせも、結構いい金額しましたけど、オーダーしちゃいました。

牛タンもやっぱり必須ですよね。

デザートまでたっぷりいただきました。


長男は、焼肉で卒倒し、和牛ずしで踊っていました。

よくYUTUBEで外国人が日本での和牛を食べて唸っている、踊っている様子をみて、ぜひ日本で食べてみたい物リストに入っていた和牛。

我々の住むカルガリーはアルバータ州にあり、アルバータ州は牛肉の産地として有名なのですが、カナダの牛肉とは全く異なり、霜降りのお肉の柔らかさ、くちどけなどが、YUTUBEで見た人達が唸り、踊っていたのはこのことかと実感しながら、

「やべー、和牛食べちゃった。」

とこの旅で最もうれしい表情をしていましたね。

それと同時に、翌日には成田空港へ向かい、夢の世界から現実世界に戻るという悲しさも述べていました。

華は散るからにこそ美しい。

それと同じで、ずっと日本に暮らしていたらこのありがたさが当たり前すぎて感じなくなるかもしれない。

ならば、現実に戻ることがあっても良いのかもしれないよ。

そう諭す私でした。

私の両親は
「日本はいろいろと美味しいでしょ。」
「今度日本に来たら、カウンターに座って天ぷらでもたべに行こうか」
と、長男を煽るように言っていました。

カウンターで天ぷら。

長男には想像し得ない世界。

お蕎麦やうどんについてくる天ぷらだけが天ぷらじゃなく。

カウンターに座り、旬の物がだされ、その具材によって、『○○塩でお召し上がりください。』って言われるスタイルの天ぷら。

恐らく長男の中では、まだまだ見ぬ日本の世界に、何度日本に来ても知り尽くす事が出来ない日本の奥深さを感じたのかもしれませんね。

「必ずまた日本に来るから、長生きしてね。」
と祖父母に言う長男でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?