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長男との旅-3月30日

-8度のカルガリーから、この日23度の成田へ。

空港に到着したとたん、2人とも半ぞでになりました。

無事に入国審査を終え入国、荷物を受け取り、Wifiレンタルを済ませて成田のホテルへ。

元々は、3月30日にカルガリーを出発する予定でした。
しかし、仮に乗継便に乗り継げなかった場合、翌日の日本到着となると、全ての日程が崩れてしまうこと、キャンセルの出来ない宿の関係などもあり、当初の予定を1日早めて成田泊を入れることにしました。
遅延した場合のショックアブソーバー的な日を一日設けたということにあります。

ホテルにチェックインした後、近くのスーパーに出かけることに。

機内食を2食も食べ、あまりお腹が空いていないことから、レストランでの食事ではなく、スーパーでの惣菜などで済ませようということ。
ホテルでのビュッフェ朝食が思ったよりも高かったので、おにぎりなどで済ませようということ。
そんなことを考えて、長男をスーパーへ連れ出しました。

スーパーの入り口にあったケーキ屋さんにくぎ付けの長男。
それから、スーパーのお惣菜コーナー、飲料水の売っている場所やお菓子類のコーナーなどを巡りましたが、どれも見た事が無い物ばかりで、なかなかどれを買ったら良いのか決められない長男でした。

流通が発達したおかげで最近目にすることがなくなった筋子。
イクラと筋子は全くの別物であると考えている私の目に留まった筋子を購入しないわけにはいきません。
長男にとっては、どんな食べ物かも分からない物だし、好きか嫌いかも分からない物でもありましたが、半ば強引に私の欲望により購入。
おにぎりコーナーで具材の無いおにぎりもあったので、それも白飯の代わりに購入。


翌朝の朝食分や、列車、車の中で食べるお菓子も含めてそこそこの量を購入。

ホテルに帰り、真っ先に桜餅を手に取る長男
「お前は、デザートから食べるのか?」
の問いに
「だって、お腹があまり減っていないから、サンドイッチとか、食べたこと無い筋子とか食べたら、桜餅が食べられないかもしれないから、真っ先に食べたい物をたべるんだよ。」と言って初めて食べる、この季節ならではの桜餅に食らいつく。

さくらの葉の香に
「この葉っぱが良いね~」
とカナダで生まれ育った日本人とは思えない感想を。

次に、私が我慢できなかった筋子に挑戦

食べた事が無いばかりか、想像もできないものに一瞬悩むも、私が勢いよく頬張るすがたに、長男も覚悟を決めたのか、筋子に食らいつく。

「なんだこれ!   めっちゃ旨い‼」
そういって、白飯を掻き込み、続けて筋子を頬張る長男。

これで一気に食欲が爆発し、
「そんなに買ってどうするの、食べれないよ」
と言っていたサンドイッチまで、綺麗に食べ終わりました。

スーパー内でもビデオを回し、日本人にしたら当たり前の日常でさえも、全てが新鮮に感じる長男
「カナダのスーパーは糞だ」
とも言っていました。

日本の初日
スーパーを訪れただけで、日本の凄さを思い知った長男でした。
それは、彼の写真やビデオの数だけではなく、一気に食欲爆発を起こしたことでも証明されたようです。

成田のホテルは暑かった。
室温が26度。
時期が時期だけに冷房が使えず、寝苦しい睡眠となりました。

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