五感が削られる世界で、森林をどのように届けるか。
緊急事態宣言が発令され、東京の街並みは閑散としている。もちろん感染を拡大しないため、重大な選択であるしその判断は正解である。満員電車はなくなり、ほとんどの場合は座席に座れる。
withコロナ時代
コロナは資本主義を否定するものであるかもしれない。そんな説があるそうだ。資本主義の本質はモノを集約化し効率化することで費用対効果を高めるものだ。それは人口分布に限って言えば都市一極集中をもたらした。
ただ、コロナは人口が集中すればするほどリスクを拡大する。資本主義の根幹を否定するかもしれない。ただ私はその場合 IT 分野に関してに腹落ちしていない。なぜならGAFAの存在をうまく説明ができない。どなたかご教授ください。
いまやすべての居酒屋は休業し、仲間と楽しく歓談する場はオンラインに移行した。今日全国各地それこそ岐阜に奈良に、鳥取に、神奈川に、岡山に、埼玉の林業に熱い想いを持った人がZOOMで飲み会を行った。
とても楽しかった。何か少し動き出せそうな時間だった。
ただ今日の話はその内容ではない。
withコロナ時代言い換えるとオンライン時代。
この時代では重視されるのは、聴覚、視覚のみである。触覚、嗅覚、味覚の意味は薄れていく。
五感が少しずつ削られていく。
せっかく SDGs で森林空間に追い風が吹いていたが、その流れは消えてしまった。そもそもの経済が停滞を迎えつつあるので当然であるが。
森林の良さは様々あるが、その中でも感性を活かす能力は、もっと評価されるべきと常々思っている。
クリエイティブ能力を鍛える環境として森林は注目されていた。そのポテンシャルをいかすために森林をどう届ければいいのか。これが最近の課題意識だ。2Dの世界ではないのが確かである。
答えを創れるかわからないけど、考え、手を動かさないといけないようだ。
一緒に考えてくれる方を募集します。